CD 輸入盤

インヴェンションとシンフォニア コロリオフ

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
92106
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明


コロリオフのバッハ:インヴェンションとシンフォニア

ロシアのピアニスト、エフゲニー・コロリオフは、1990年にドイツのTACETレーベルに録音した『フーガの技法』への、作曲家リゲティによる次のような賛辞でも知られています。

「もし無人島に何かひとつだけ携えていくことが許されるなら、私はコロリオフのバッハを選ぶ。飢えや渇きによる死を忘れ去るために、私はそれを最後の瞬間まで聴いているだろう。」

コロリオフのバッハは、そのフーガの技法のほかにも、ゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィア曲集、フランス組曲、イタリア協奏曲などがあります。
 この「インヴェンションとシンフォニア」は1999年にドイツのヘンスラー・レーベルによってセッション・レコーディングされたもので、コロリオフならではの細部まで凝りに凝った演奏となっています。

【コロリオフ・プロフィール】
エフゲニー・コロリオフは1949年にモスクワに誕生。モスクワ中央音楽学校でアンナ・アルトボレフスカヤに師事したほか、ネイガウスやユージナのレッスンも受けています。その後、チャイコフスキー音楽院に進み、レフ・オボーリンやレフ・ナウモフに師事、優れた成績で卒業した後、同音楽院に指導教官として迎えられるものの、1976年、27歳のときに結婚、ユーゴスラヴィアに移住し、翌1977年には、クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールに出場して優勝、欧米各国で数多く演奏する機会を得て、翌1978年には、ハンブルクで教授の職に就くこととなります。
 コロリオフのレパートリーは、バロックから現代作品まで幅広く、さまざまなスタイルの音楽に万全の準備で臨み、高水準な演奏を聴かせることでも知られています。中でもバッハの作品にはこだわりがあり、17歳の時にモスクワで平均律クラヴィーア曲集全曲演奏会をおこなって以来、ゴルトベルク変奏曲、フーガの技法、フランス組曲など多くの作品をリサイタルやレコーディングでとりあげ、ドイツ、フランス、イギリスなど各国で高い評価を獲得してきました。(HMV)

【収録情報】
インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
● インヴェンション第1番ハ長調 BWV 772
● インヴェンション第2番 ハ短調 BWV 773
● インヴェンション第3番 ニ長調 BWV 774
● インヴェンション第4番 ニ短調 BWV 775
● インヴェンション第5番 変ホ長調 BWV 776
● インヴェンション第6番 ホ長調 BWV 777
● インヴェンション第7番 ホ短調 BWV 778
● インヴェンション第8番 ヘ長調 BWV 779
● インヴェンション第9番 ヘ短調 BWV 780
● インヴェンション第10番 ト長調 BWV 781
● インヴェンション第11番 ト短調 BWV 782
● インヴェンション第12番 イ長調 BWV 783
● インヴェンション第13番 イ短調 BWV 784
● インヴェンション第14番 変ロ長調 BWV 785
● インヴェンション第15番 ロ短調 BWV 786
● シンフォニア第1番 ハ長調 BWV 787
● シンフォニア第2番 ハ短調 BWV 788
● シンフォニア第3番 ニ長調 BWV 789
● シンフォニア第4番 ニ短調 BWV 790
● シンフォニア第5番 変ホ長調 BWV 791
● シンフォニア第6番 ホ長調 BWV 792
● シンフォニア第7番 ホ短調 BWV 793
● シンフォニア第8番 ヘ長調 BWV 794
● シンフォニア第9番 ヘ短調 BWV 795
● シンフォニア第10番 ト長調 BWV 796
● シンフォニア第11番 ト短調 BWV 797
● シンフォニア第12番 イ長調 BWV 798
● シンフォニア第13番 イ短調 BWV 799
● シンフォニア第14番 変ロ長調 BWV 800
● シンフォニア第15番 ロ短調 BWV 801

 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)

 録音時期:1999年12月
 録音場所:フランクフルト・アム・マイン、HRゼンデザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
これまでピアノによるものではグールドばか...

投稿日:2020/11/28 (土)

これまでピアノによるものではグールドばかり聞いてきて他はなかなか受け付けられずにいたのですが、このコロリオフの演奏を聞いてやっとグールド以外を好きになれました。というか、今はグールド以上にこちらを聞いています。 癖がなくて純粋にバッハに浸れます。学習者にも最適ではないでしょうか。 録音も優秀、残響もちょうど良い程度に収められています。

ナナマイ さん | 不明 | 不明

0
★
★
★
★
★
素晴らしいピアニスト。バッハを誤解無く読...

投稿日:2005/07/11 (月)

素晴らしいピアニスト。バッハを誤解無く読み込める人が導き出す必然的な形を、見事に音にしているような演奏。この曲集を真剣に勉強した人に薦めます。ただ「嘆きの歌」と13番の終結部の処理は議論の余地あり(嘆きの歌は問題ある処理をする人が多い)。しかし、ここまでインヴェンションを表現できる人はプロでも滅多にいません。これほどの人なら、常に高水準の演奏が出来るはずです。ちなみに響きと即興ならフェルツマン、論理ならチッコリーニを薦めます。シンフォニアも良い演奏です。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

6

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品