オッフェンバック　喜歌劇《美しきエレーヌ》　ミンコフスキ指揮　パリ・シャトレ座　2000

オッフェンバック　喜歌劇《美しきエレーヌ》
マルク・ミンコフスキ指揮　パリ・シャトレ座2000



　2000年パリでセンセーショナルな成功を収め、オッフェンバック・ルネサンスの火蓋を切ったミンコフスキ指揮、ロラン・ペリー演出、パリ・シャトレ座の「美しきエレーヌ」。チャーミングなフェリシティー・ロットのエレーヌ、ブロン、セネシャル、ル・ルー、ナウリなどの実力派歌手を配し、ミンコフスキの生気に溢れる音楽、ロラン・ペリーのエスプリに満ちたステージが爆笑とペーソスを誘います。


配役
エレーヌ　　　　フェリシティ・ロット
パリス　　　　　　ヤン・ブロン
メネラオス　　　　ミシェル・セネシャル
アガメムノン　　　　ロラン・ナウリ
カルカス　　　　フランソワ・ル・ルー
オレステス　　　　マリー・アンジェ・トロドヴィチ
アキレス　　　　エリック・ウシェ
アイアスI　　　　アラン・ガブリエル
アイアスII　　　　ロラン・アルヴァロ
バッキス　　　　イェルディス・テボー
レーナ　　　　　　ステファニー・ドゥストラック
パルテニス　　　　マガリ・レジェー
フィロコム　　　　ジョゼ・カナレス

演出　　　　　　ロラン・ペリー

指揮　　　　　　マルク・ミンコフスキ
ルーヴル宮音楽隊・合唱団


収録　　　　2000年10月16-22日　
パリ・シャトレ座におけるライヴ収録

収録時間　　全プログラム 152分（本編：127分、特典映像：25分）
字幕　　　　日本語・フランス語
ヴィデオ仕様　　16:9LB　カラー
本編音声仕様　　�@リニアPCM48kHz/16bit　　ステレオ　　　　
�Aドルビーデジタル5.1
�BDTS 5.1
特典映像音声仕様
　　　　ドルビーデジタル2.0
ディスク仕様　　片面・2層


　
出演者プロフィール
ロラン・ペリー（演出）
　フランスの若手演出家。リヨン国立歌劇場の《天国と地獄》（オッフェンバック。1997年）で成功を収め、キャリアをスタート。この舞台で共演したミンコフスキと共に、パリで《プラテー》（ラモー）と《美しきエレーヌ》を発表し、絶賛を受ける。日本には、2003年に《スペインの時》＆《ジャンニ・スキッキ》で初登場している。

マルク・ミンコフスキ（指揮）
　1962年パリ生まれの指揮者。当初ファゴットを演奏していたが、アメリカで指揮を学び、1982年にルーヴル宮音楽隊を設立する。以降このアンサンブルを中心に活躍し、とりわけフランス・バロックの演奏で評価を得た。近年は、ロマン派のレパートリーでも活躍している。

フェリシティ・ロット（エレーヌ）
　1947年イギリス生まれのソプラノ。80年代の後半から、モーツァルト、R・シュトラウス歌いとして注目されるようになり、カルロス・クライバー指揮の《ばらの騎士》に出演。現代を代表する元帥夫人として、絶賛を受けた。歌曲演奏、とりわけフランス歌曲の名解釈でも知られる。

ヤン・ブロン（パリス）
　フランスのリリック・テノール。90年代後半に活動を始めた若手で、ミンコフスキとの共演が多い歌手である。これまでにも、リヨンの《天国と地獄》、パリの《アルミード》、《トーリードのイフィジェニー》（グルック）で歌っている。ウィリアム・クリスティとは、メユールの《ストラトニス》を録音した。

ミシェル・セネシャル（メネラス）
　フランス出身。60年代の終り頃から母国で注目を集め、オペラのキャラクター・テノールとして活躍する。とりわけカラヤンの薫陶を受け、彼のオペラ全曲盤に数多く起用された。今日でも現役で活動を続けており、アメリカでは《カプリッチョ》のトープ氏を歌っている。