CD

交響曲第9番 ジュリーニ指揮ウィーン・フィル

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9450
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤

商品説明

ブルックナー
交響曲 第9番 ニ短調

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ

録音:1988年6月 ウィーン
〈デジタル録音〉


崇高で宇宙的な性格が高みへと飛翔するかのようなブルックナー最後の交響曲。この作品は作曲家の言葉どおり、まさに神に捧げられた作品といえましょう。ジュリーニは内省的な表現ながらも、名門ウィーン・フィルハーモニーから美しい詩情と荘厳さとを見事に引き出し、この壮大な作品が持っている構築性と神秘性とを、明瞭かつスケール豊かに浮かび上がらせています。

内容詳細

《ユニバーサル・クラシック 名盤1200》の1枚。ブルックナー最後の交響曲。宗教音楽のような崇高さに満ちたこの作品を、美しいウィーン・フィルの音色を生かしつつ明快な音楽に仕上げた。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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この曲を試聴する時はいつも終楽章の最後の...

投稿日:2021/07/22 (木)

この曲を試聴する時はいつも終楽章の最後の部分〜ホルンの音が静かに消えていくところ〜を聴いています。ご存じのようにブルックナーの「第九」は本来あるべき第四楽章がないまま、未完成のまま演奏されます。人の一生でも全てを成し終えて最後の時を迎えられる方もいらっしゃれば、志半ばで未完のまま生涯を終えられる方もいらっしゃると思います。私にはこの曲が後者の方々の「何か」を伝えている様に思えてならないのです。第三楽章、それまでの苦悩と葛藤の音楽からしだいに、安らぎと平穏な音楽にとって代わり、最後は「神」にすべてを託し静かに天に召されていく…「信仰による救済」というか何かそんな印象を受けています。そんなイメージに近いもの、それがジュリーニの演奏です。シカゴ響、ウィーンフィル。両盤とも卓越した表現で納得のいく音楽が奏でられています。最後の弦のピッチカートで全てから解放された至福の終末を、それをホルンが優しく包み込んでいく表現はまさに感動的です。特にこのウィーンフィル盤は録音も良く、ウィーンフィルの美しさがこの名演に花を添えています。ブルックナーも終楽章を完成できなかったことは至極残念ではあったかと思いますが、きっと幸せな最期ではなかったのでしょうか。

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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ジュリーニの真骨頂と言うべき名演。 ゆっ...

投稿日:2016/12/26 (月)

ジュリーニの真骨頂と言うべき名演。 ゆったりとした歌い回しと深い解釈。 シカゴとの旧盤も良いがさらに上回る 演奏・録音とも優秀。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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vpo、cso、sroと聞いて、この指揮者の基本...

投稿日:2013/10/21 (月)

vpo、cso、sroと聞いて、この指揮者の基本的な解釈と表現は、若干のテンポ配分の差はあるものの、一貫している。ただ、冒頭の金管の朗々、綿々具合に代表されるvpoの奏者の言い分を、そのまま尊重したのがこの盤ということか。sroのライヴ盤では、ドライで、そうそう簡単には燃えて歌おうとしない金管が、逆にこの指揮者の解釈の骨格を露出させてくれて、私的には好感が持てる。楽友協会大ホールの録音とvpoという強力な拡声器による、ジュリーニ解釈の誇大版として聞けてしまって、オケを聞くならいいが、指揮者を聞くには、いささか不向きと考える。無論、第9の録音演奏としては群を抜く説得力はあるが。

森林浴 さん | 京都府 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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