モーツァルト(1756-1791)

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DVD

歌劇『フィガロの結婚』全曲 ベーム指揮ウィーン・フィル(1966)(日本語字幕付)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA0037
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
白黒
フォーマット
:
DVD

商品説明

初出! ベームのフィガロ、1966年ザルツブルク音楽祭ライヴ(DVD)

2002年にリリースされたクナッパーツブッシュ2タイトルの高水準な画像&音質でクラシック・ファンを驚かせたTDKから、さらに状態の良い映像作品が登場します。

 今回もORFの収録で、収録場所はベームの好んだ祝祭劇場の小ホール。モノクロ映像、モノラル音声としては最上のクオリティで、ベーム率いるプロダクションの緊密な上演が克明に再現されています。改めてORF(オーストリア放送協会)のアーカイヴの奥深さを思い知らされます。

 ベリー、グリスト、マティスというベームのお気に入りに加え、ヴィクセルにワトソンというキャスティングがなかなか魅力的。ベーム率いるウィーン・フィルの生気に富む美しい演奏もさすがです。


山崎浩太郎氏によるライナーノートより

...画面を見ていて面白いのは、幕前に写るピットの様子である。どうやら指揮者の左手側に弦楽器群が集められ、右手側に木管楽器群がいるようだ。かつてのオペラ公演ではこのような配置がしばしばあったと話には聞いているが、映像で見る機会は少ない。...
...それにしても、この66年夏のベームは大忙しだった。ザルツブルク音楽祭とバイロイト音楽祭をかけもちしていたのである。前者ではこのオペラのほかにベルリン・フィルとウィーン・フィルとの演奏会を各1回、後者では《ニーベルンクの指環》全4作と《トリスタンとイゾルデ》を指揮していた。しかも加えて、《トリスタン》を音楽祭の前にグラモフォンにライヴに近い形でレコード録音しているのだ。
 《ニーベルンクの指環》も、《ラインの黄金》と《ジークフリート》はこの年のライヴ録音がフィリップスに残されている。このDVDとあわせて聴いて、66年夏のベームの奮闘ぶりを追想してみるのも一興かも知れない。


■モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲

アルマヴィーヴァ伯爵:イングヴァール・ヴィクセル
伯爵夫人:クレア・ワトスン
スザンナ:レリ・グリスト
フィガロ:ヴァルター・ベリー
ケルビーノ:エディト・マティス
マルチェッリーナ:マルガレーテ・ベンツェ
バルトロ:ゾルタン・ケレメン
バジリオ:デイヴィッド・タウ
ドン・クルツィオ:アルフレート・プファイレ
アントニオ:クラウス・ヒルテ
バルバリーナ:ディードル・エイゼルフォード

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:カール・ベーム

演出:ギュンター・レンネルト

収録:1966年8月11日、ザルツブルク祝祭劇場小ホール

画面:モノクロ、4:3
音声:リニアPCMモノラル
字幕:日本語、イタリア語
収録方式:片面二層式
収録時間:180分

内容詳細

ベーム&ウィーン・フィルによる、オーストリア放送協会秘蔵の貴重なライヴ映像(初出)が登場。ベリー、グリスト、ワトソン、マティスと、最高のモーツァルト歌手を揃えた必見の舞台だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. フィガロの結婚

総合評価

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ベーム/ウィーンフィルは、乱れを気にせず...

投稿日:2010/04/03 (土)

ベーム/ウィーンフィルは、乱れを気にせず溌剌な音楽を聴かせる。これこそ彼ら本来の姿であり、スタジオ録音や映画風の映像には食指が動かない。グリストのスザンナの映像はこのDVDでしか見られない貴重なもの。良く言われる日生劇場のベーム公演はケートの調子が悪く、80年のベーム日本公演はポップに若さがなく、これが正規販売品で最も楽しめるフィガロのひとつだと思う。

nono さん | 東京都 | 不明

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素晴らしい公演だ。アンサンブル・オペラと...

投稿日:2008/06/12 (木)

素晴らしい公演だ。アンサンブル・オペラとして、そして音楽舞台劇として、視覚聴覚にこれほど訴える公演は稀有だろう。ライブ特有の多少の傷はあるが、そんなことは問題ではない。作品の素晴らしさがストレートに表現されている。感動的だ。 歌手は誰が際立っているというのではなく、全体としてまとまっている。マティスには評判ほど感銘は受けなかったが、グリストのスザンナにはやられた。歌もいいし、仕草や動きも実に魅力的。踊る姿も優美なら、拍手に応える姿まで優美。最高としかいいようがない。

FB さん | 東京 | 不明

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マティスは少年役もよく似合う。とても可愛...

投稿日:2007/09/12 (水)

マティスは少年役もよく似合う。とても可愛らしいケルビーノだ。歌も良いが台詞になるとやはりソプラノだと雰囲気が出ない。彼女はザルツでは60年代にケルビーノで、70年代にはスザンナで度々出演している。しかし、モーツァルトのオペラ録音では64年のケルビーノと68年のスザンナ以降80年のパミーナまで録音が無い。70年代がすっぽり抜けていて残念だ。他ではグリストのスザンナが良く、あとは平均的な水準だろう。演出は古めかしい(モノクロなので余計そう感じる)。ベームの指揮は安定感に欠ける。

ワルターシューリヒト さん | 横浜 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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