ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集 タチアーナ・ニコラーエワ(9CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SC036
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

初出! 1984年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ! 

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(9CD) 

タチアーナ・ニコラーエワ(p) 

20世紀後半のロシアを代表するピアニストのひとり、ニコラーエワによるベートヴェン全集。生前からバッハ演奏の権威として世界的に知られたピアニストだけに、残されたレコーディングもバッハ、そして懇意だったというショスタコーヴィチの作品が主体ですが、実際にはチャイコフスキーやショパン、モーツァルト、そしてベートーヴェンなど幅広いレパートリーを持って活躍した人でした。
 この9枚組は、ニコラーエワが音楽家としてもっとも円熟していた時期の演奏を収めた貴重なもので、そのバッハ演奏にも特別な彩りを与えていた情感豊かな資質が、ここでも見事に全体に反映しています。


ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 op.2-3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 op.7
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 op.10-3
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13『悲愴』
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 op.14-2
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 op.22
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 op.26『葬送』
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2『月光』
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 op.28『田園』
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 op.31-3
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 op.49-2
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 op.53『ヴァルトシュタイン』
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57『熱情』
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 op.78『テレーゼ』
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 op.81a『告別』
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 op.90
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 op.106『ハンマークラヴィーア』
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111

タチアーナ・ニコラーエワ(p)

1984年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音

タチアーナ・ニコラーエワ Tatyana Nikolayeva [1924〜1993 ロシア]

1924年5月4日、ロシア東部のブリャンスクに誕生。最初、母親からピアノの手ほどきを受け、13歳でモスクワ音楽院ピアノ科に入学し、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事、卒業後も同音楽院教授のエフゲニー・ゴルブレフから作曲を学びます。
 1950年、ライプツィヒでおこなわれた第1回バッハ国際コンクールで優勝し、世界各国で本格的な演奏活動を開始。1955年にはソヴィエト連邦国家賞を受賞。
 1959年からモスクワ音楽院で教鞭をとり、1965年には教授に就任し、後にはロシア共和国功労芸術家の称号を授与されます。
 幾度かの来日でもお馴染みになった彼女の演奏スタイルは、ロマン的でありながらも端正でスケールの大きなものであり、世界各地で絶賛を浴びていましたが、1993年、サン・フランシスコでのリサイタル中に脳動脈瘤破裂により倒れ、収容された病院で亡くなります。享年69歳でした。

総合評価

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商品は4枚入りジュエルケース2セットが、...

投稿日:2015/07/13 (月)

商品は4枚入りジュエルケース2セットが、紙製BOXに入れられています。2セット目のケースのフタが、スリムケースのフラップ状になっていて、裏表にDisc FiveとDisc Sixが納められているので、5枚収納となっています。 ディスクはカラフルな9色のヴィヴィッドカラーに印刷されており、トレイにのせては取り替えるという作業に楽しさを演出しています。 曲はほぼ通し番号の順に収録されており、しかもライブ録音という特性を活かして、演奏終了後の拍手を入れてあるので、ながら聴きでも何曲目が終わったのか?程度のナビゲーターの役割をしてくれるので、何番が何楽章で構成された曲なのか?どんな曲調、イメージの曲なのかというのを、繰り返し鑑賞することでアタマに入り、大変有用な配慮、イギリス人らしい気配りだと感心した次第です。 セッションでフォルムが整えられた録音を聴き慣れた耳には、時としてタッチのミスや、指の回りがまだるっこしいと感じる場面もありますが、聴衆を前にしての感興に乗った演奏というのは、このリサイタルに参加しているかのような愉悦を感じさせてくれます。 ミケランジェリが得意にしていた4番やリヒテルの7番などにくらべると、ずいぶん男性的で思い切りのよいタッチ、骨太な演奏に一種清々しさすら感じました。 演奏家にとってベートーヴェンの全曲演奏会という、少なからぬ決意を表明した舞台を、良好な音質で記録されたというのは、ファンにとって誠に喜ばしいことです。

和愚練庵 さん | 東京都 | 不明

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ニコラーエワというとバッハとショスタコー...

投稿日:2010/02/28 (日)

ニコラーエワというとバッハとショスタコービッチというイメージが自分の中にあったので、初めは半信半疑という気持ちで聞き始めてみた。とにかく女性とは思えないような、圧倒的な力強さに驚愕せざるを得ない。ライブ録音であることを考えれば、多少のミスタッチはそれを上回る勢いの中に埋もれてしまう。まさに自分も会場にいたかのように、のめりこんでいきそうな演奏である。

横濱の風 さん | 神奈川県 | 不明

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 こうした音楽を聴くたびに思うのは「技術...

投稿日:2008/09/27 (土)

 こうした音楽を聴くたびに思うのは「技術」とはなにか?ということだ。たしかに、現代最高のテクニシャンの演奏には聴くものを紅葉させるスポーツ的な快楽がある。だが、晩年のゼルキンやにコラーエワの音楽に触れるたびに、私は音楽のなかで大切なのは演奏者が作曲家の言葉にどんなふうに接しているのか、こうした、演奏の「内側」にあるよものが伴わないと聞き返していて、ああ、それだけか、と感じる。このセットには聴き返す楽しみがあると思う。

tama さん | Vancouver | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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