CD

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 シゲティ(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ83794
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

シゲティの無伴奏

1955-56年モノラル録音。近現代音楽を得意として、それまでの19世紀風の名技主義的ヴァイオリニストとはまったく異なるスタンスで演奏活動をおこなったハンガリー出身のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ[1892-1973]。
 彼はバッハの無伴奏との関わりも深く、この曲集がまだ一般的な知名度を得ていなかった1930年代から、録音や演奏会でとりあげて作品の普及につとめ、イザイにまで影響を与えて、名高い『無伴奏ソナタ』作曲へのきっかけをつくったほど(第1番はシゲティに捧げられています)。
 彼がアメリカ市民権を得た4年後におこなわれたヴァンガード・レーベルへのレコーディングは、ドラマティックで求心力の強い表現によってあまりにも有名ですが、録音がドライで雰囲気に欠けるため、必要以上に技術的な瑕疵や厳しい雰囲気が強調されてしまっている印象がぬぐえません。しかし、それでもこの演奏がすでに半世紀に渡って支持され続けているのは、やはりそこに聴ける音楽が見事なものだからなのでしょう。

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)

録音:
1955年10月17〜18日(ソナタ)、
1955年7月(パルティータ第1番)、
1955年10月18,20日(パルティータ第2番)、
1956年3月2日(パルティータ第3番)、

ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)

内容詳細

響きを倍音で軋ませ、難所ではテンポを立ち止まらせてまで一つ一つの音と克明に対峙する。無論ほとんど笑うことも艶めくこともないのだが、“真摯”の身振りが意外に音にまとわりつかないので音楽は見かけほど重くならない。この厳然の形、武骨だがすがしい。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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前橋汀子さんの師の演奏ということで聴いて...

投稿日:2021/07/09 (金)

前橋汀子さんの師の演奏ということで聴いてみたが・・・ 名演と名高い1枚だけに普段は手を出さないモノラルということを承知で聴いてみたが、古い演奏ながら音質的にはそれほど違和感を感じなかったが、演奏はさておいて最新のステレオ音源に慣れた耳にはレンジの狭いモノラルで再現できないデティールはやはり気になった。

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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この演奏を聴くときは、生半可気持ちではな...

投稿日:2021/03/13 (土)

この演奏を聴くときは、生半可気持ちではなく、襟を正して聞く姿勢が必要と思わせうような演奏です。 録音がもう少し新しければと思ってしまいます。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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この無伴奏を聴いた印象は上手く言葉にでき...

投稿日:2020/02/16 (日)

この無伴奏を聴いた印象は上手く言葉にできません。 あえて例えるなら、美しくて洒落た料理がある中で、シゲティは食材をそのまま鉈でぶちぎったままで出してきた。驚きつつも実際食べてみると食材そのものを味わうことができ、畏敬にも近い念を持った。という感じです。 なので日常の食事は向きません。気持ちに迷いがある時とか、心が弱くなっている時などは必ず何かを感じる演奏だと思います。

jin さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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