CD 輸入盤

Piano Concerto.1: Katchen(P), Konwitschny / Lgo (1960.11.24)+mozart

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0043
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

「コンヴィチュニーの芸術」シリーズ
カッチェンとのブラームス:ピアノ協奏曲第1番


天才ピアニスト、ジュリアス・カッチェン(1926−1969)と組んだブラームス、モーツァルトが登場。音質はモノラルながらレンジが広く質感再現にも大変に優れたもので、ゲヴァントハウス管の魅力に改めて気づかされること請け合いです。
 コンヴィチュニーの音楽はいつにも増してどっしりとした重みのあるもので、地鳴りのような冒頭の凄み。音色のほの暗さが曲のイメージにぴったりくる理想的な名演。ピアノは、カッチェンらしい優れたテクニックと、粒立ちの良い美音が印象的なもので、加えて完璧なフォルムから立ち昇る凛とした雰囲気がとても魅力的です。
 ブラームスの権威として、世界的に高い評価を得ていたカッチェンは、デッカにソロ作品全集を録音しているほど。この第1協奏曲に関しても、モントゥーとの共演盤(DECCA)や、エルネスト・ブールとの協演盤(URANIA)がありましたが、どちらも少々録音に癖のあるというものだったため、クリアーでオーソドックスなアナログ録音を伝える当盤は実に貴重なもの。

 モーツァルトの協奏曲第20番に至っては、今まで録音のないレパートリーで、アンコールとして演奏された第2楽章のみとはいえ、曲が終わると聴衆が溜息を漏らすほどの美演には驚かされます。カッチェン未亡人の快諾を得た待望のリリースです。

 なお、コンヴィチュニーの指揮した第1協奏曲には、ほかにケンプとの協演盤があり、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮して1957年に録音されたそのモノラル・アルバムも名盤として知られたものでしたが、今回のカッチェン盤は、それを上回る魅力を備えたものと言えるでしょう。

■ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番〜第2楽章
ジュリアス・カッチェン(P)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)

1960年11月24日、ライプツィヒ・コングレスハレにおけるライヴ録音(モノラル)


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収録曲   

  • 01. Concerto for Piano no 1 in D minor, Op. 15
  • 02. Concerto for Piano no 1 in D minor, Op. 15
  • 03. Concerto for Piano no 1 in D minor, Op. 15
  • 04. Concerto for Piano no 20 in D minor, K 466: 2nd movement, Romanze

ユーザーレビュー

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素晴らしい。やや古風な演奏ですがブラーム...

投稿日:2006/05/12 (金)

素晴らしい。やや古風な演奏ですがブラームスに対するしっかりとした理解と受け止めがカッチェンになされているのがよく解ります。他の演奏が物足りなくなります。しかしこの年代でしたらなぜステレオになってないんでしょうか。オーケストラの音質に不満が残り残念です。

仔牛ののぶちゃん さん | 豊中市 | 不明

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期待と不安で悶々としてたが、KURO氏評で購...

投稿日:2004/10/02 (土)

期待と不安で悶々としてたが、KURO氏評で購入決断...大当り、深謝!これぞ屈強古武士魂のBrahms!Konwitschny/LGOの緩急自在な伝統的節回しとlive(キズは無視)ならではの燃え上がる生命力!そして全盛の鉄腕Gilelsをも凌ぐほどの激テクKatchenの強打鍵に重&柔と抒情も加勢し、遂に無敵のブラP協1!音質(オンぎみmono)は高域減衰ぎみだが骨太重厚でピアノ鮮烈。我家の王座Curzon/Szell&Pollini/Bohm盤より上位か。方や、オマケのモツP協緩徐楽章(これぞ男のロマン!)は全曲を聴けず、かえって生殺し状態に陥る(そりゃないぜョ)...

風雷暴 さん | 横浜 | 不明

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文句なしの名演!こんなに音質が良いことも...

投稿日:2004/09/23 (木)

文句なしの名演!こんなに音質が良いことも驚きであるが、それにも増してカッチェンのピアノ・タッチが冴えに瞠目する。がっしりとしたオケにも支えられて迫力ある内容に仕上がっている。カッチェン・ファンならずともぜひ聴いて欲しい一枚。

KURO さん | 福岡 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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