八方にらみねこ 講談社の創作絵本Best Selection

武田英子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061322653
ISBN 10 : 4061322656
フォーマット
出版社
発行年月
2003年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25×27cm,30p

内容詳細

ばあさとじいさに拾われたみけ。恩返しにお蚕を鼠から守ろうとしても、ちび猫のみけでは力不足。みけは八方にらみの術を会得しようと…。第19回ボローニャ国際児童図書展エルバ賞・第4回絵本にっぽん賞受賞作。

【著者紹介】
武田英子 : 1930年、東京に生まれる。1970年、『海のかがり火』で講談社児童文学新人賞を受賞。『八方にらみねこ』で、第19回ボローニャ国際児童図書展エルバ賞・第4回絵本にっぽん賞を受賞する

清水耕蔵 : 1925年、福井県に生まれる。学研映画局で美術担当ののち、絵本を描くようになる。『八方にらみねこ』で、第19回ボローニャ国際児童図書展エルバ賞・第4回絵本にっぽん賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    まさに猫の恩返し。雪の日に助けられた子猫が蚕をねらうネズミたちを退治するために山猫に弟子入りして厳しい修行を積み、八方にらみの術を会得しておじいさんたちに恩返しをする。猫の健気さと迫力が素晴らしい。

  • pino さん

    表紙に一目ぼれ。ねこの面構えがいい。かっと見開いた目には、紅蓮の炎を宿している。むんずと足を踏ん張って、ぐっと口を結んでいる。この堂々たる佇まい。捨てられて雪の中を、とぼとぼ歩いていたねこ、みけを拾ってくれたのは、蚕を育て生業としている老夫婦だった。2人の為に、ねずみから蚕を守ろうとするみけだったが。「あとがき」にもあったが、老夫婦の描写に、おかいこさんへの昔の人々の思いや苦労を垣間見た。さて、一年後、やまねこさまの修行に耐え、にらみの術を身につけ、みけが戻って来た。いざ、ねずみ!ねこの眼力!二度ぼれだ。

  • ゆうゆうpanda さん

    <読み聞かせボランティア・対象3年生>雪景色の中を彷徨う子猫。「どこにいるかな?探してごらん」から始める予定。蚕を育てている優しい老夫婦に拾われる。夜には鼠達が蚕を狙っている。役に立とうと頑張る子猫だが、太刀打ちできず、老夫婦をがっかりさせてしまう。そして山猫に弟子入り。秘伝八方にらみの術の修行が始まる。赤や黒の印象的な背景。三毛猫が次第に逞しくなっていく様子がよく表現されている。1年かけて大人の猫となって帰っていくところは感動的だ。思わず瞬きをやめて見入ってしまう迫力。子供達の表情はどうかな?楽しみだ。

  • みつばちい さん

    ちょうどカイコ学習で蚕を家に持ち帰る日だったので三年の授業で読んだ。この話は本当に子どもを惹きつける。必ず最後拍手が自然に起こる。本を真似て「うちらも猫のお札作ろうよ!」という男の子がいて可愛かった。

  • みつばちい さん

    三年生息子のクラスの保護者読み聞かせで読んだ。蚕を守るためにやまねこに八方にらみの術を習いに行くねこの話。蚕を今年育てたクラスなので、チョイス。感想言わせるタイプの先生で(言わせなくていいのに、と思うけど先生に言えなかった)二人から感想もらった。「ねずみが蚕食べるの知らなかった」「最初やまねこ怖いと思ったけどにらみの術教えてくれてやっぱり優しいのかなと思った」とのこと。息子は「人間がにらみの術やったら火傷しそうと思った」とのことでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

武田英子

1930年、東京に生まれる。1970年、『海のかがり火』で講談社児童文学新人賞を受賞。『八方にらみねこ』で、第19回ボローニャ国際児童図書展エルバ賞・第4回絵本にっぽん賞を受賞する

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品