オルフェオ クレモナ、マントヴァ、そしてオペラの生誕 オペラのイコノロジー

山西龍郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756601704
ISBN 10 : 4756601707
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,166p

内容詳細

オペラの拓くバロックの劇場世界。北イタリアの小邑から発する官能の庭師モンテヴェルディの麗しき修辞の技を通して、不可視の音楽のイコンを解読する。

目次 : プロローゴ 複合と背反―クレモナの予兆/ 第1幕 マントヴァ―オルフェオの新しきアルカディアへ/ 第2幕 緑なす山への音楽の帰還―ポリフォニーとモノディの狭間で/ 第3幕 オルフェオの地平―アルカディアにも死あり…/ エピローゴ 「官能の庭師」の手並の中から―「いとも麗しく正しき修辞の技」の行方

【著者紹介】
山西龍郎 : 武蔵工業大学教育研究センター教授。思想史、都市芸術論専攻。『音のアルカディア』で芸術選奨新人賞受賞。前日本ホルン協会副会長、現日本コルネット協会会長、Historic Brass Society会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ヴェネツィア さん

    17世紀初頭、マントヴァでモンテヴェルディの『オルフェオ』が初演された。それがオペラ誕生の瞬間であった。時あたかも日本では、日本のバロックともいうべき歌舞伎の始祖、出雲阿国が都大路に現れ一世を風靡していた頃である。本書はモンテヴェルディの評伝であるとともに、オペラとは何か、また作品や作曲家とトポス、さらには音楽におけるバロックとはどういう構造であるのかを『オルフェオ』を通じて語っている。そして、今バロックオペラが近代への批評として機能し、ポストモダンを渇仰する我々に指標を与え得るものと結論付けるのである。

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山西龍郎

武蔵工業大学教育研究センター教授。思想史、都市芸術論専攻。『音のアルカディア』で芸術選奨新人賞受賞。前日本ホルン協会副会長、現日本コルネット協会会長、Historic Brass Society会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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