CD 輸入盤

無伴奏チェロ組曲 全曲 クニャーゼフ(3CD) 

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564 61294
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
価格限定盤,輸入盤

商品説明

演奏時間170分!
恐るべき表現レンジの広大さ!
アレクサンドル・クニャーゼフ、
類例なきバッハ:無伴奏チェロ組曲!
知る人ぞ知るロシアの名手、クニャーゼフの本領が発揮されたスゴイ無伴奏です。トータル約170分という時間も時間ですが、さらに驚かされるのは、快速な楽曲についてはかなりの速さで演奏されており、沸き立つような感興が流麗な音楽に投影されている一方、遅めの楽曲では、非常に遅いテンポが採用され、たとえば第6番のアルマンドでは約16分という信じ難い速度でとてつもなく深い沈潜ぶりを聴かせてくれているということ。この部分は前回のDMLのレコーディング(1996年、廃盤)でも約12分という遅いテンポが設定されていたのですが、今度のはまさにケタ違いです。
 また、今回のレコーディングで特筆されるポイントとして、両極端といっていい「速さ」と「遅さ」が、高度な演奏技術と多彩な語りくちと銘器ならではの滑らかで美しい音色により違和感無くシームレスに結合されている点が挙げられます。さらに、パリのシャペルでおこなわれた豊かな間接音を伴う録音の優秀さも大きな魅力となっています。

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
・第1番ト長調 BWV1007
・第2番ニ短調 BWV1008
・第3番ハ長調 BWV1009
・第4番変ホ長調 BWV1010
・第5番ハ短調 BWV1011
・第6番ニ長調 BWV1012

アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)

2003年9月、パリにおけるデジタル録音


アレクサンドル・クニャーゼフ(ロシアのチェロ&オルガン奏者)
1961年4月26日、医者の父とエンジニアの母の間にモスクワに生まれたアレクサンドル・クニャーゼフは、6歳からアレクサンドル・フョードルチェンコにチェロを習い始め、モスクワ音楽院でぴチェロとピアノを学んで1979年に卒業。1991年には、ニージニイ・ノヴゴロド音楽院にて、著名なロシア人オルガニストのガリーナ・コズロワ教授に師事してオルガニストの学位を取得。1995年にはモスクワ音楽院教授に就任しています。
 彼が賞を獲得したコンクールは、ヴィリニュス(1977)、カサド(1979)、トラパニ(1987)、チャイコフスキー(1990)、UNISA(1992)といったところで、特に第9回チャイコフスキー国際コンクールでの2位入賞は話題になりました。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 無伴奏チェロ組曲 [全曲]_組曲 第1番 ト長調 Bwv 1007: : Prelude
  • 02. Allemande
  • 03. Courante
  • 04. Sarabande
  • 05. Menuet @ - Menuet A
  • 06. Gigue
  • 07. 無伴奏チェロ組曲 [全曲]_組曲 第2番 ニ短調 Bwv 1008: : Prelude
  • 08. Allemande
  • 09. Courante
  • 10. Sarabande
  • 11. Menuet @ - Menuet A
  • 12. Gigue
  • 13. 無伴奏チェロ組曲 [全曲]_組曲 第3番 ハ長調 Bwv 1009: : Prelude
  • 14. Allemande
  • 15. Courante
  • 16. Sarabande
  • 17. Bourree @ - Bourree A
  • 18. Gigue

ディスク   2

  • 01. 無伴奏チェロ組曲 [全曲]_組曲 第4番 変ホ長調 Bwv 1010: : Prelude
  • 02. Allemande
  • 03. Courante
  • 04. Sarabande
  • 05. Bourree @ - Bourree A
  • 06. Gigue
  • 07. 無伴奏チェロ組曲 [全曲]_組曲 第5番 ハ短調 Bwv 1011: : Prelude
  • 08. Allemande
  • 09. Courante
  • 10. Sarabande
  • 11. Gavotte @ - Gavotte A
  • 12. Gigue

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総合評価

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毎日、一日が終わるときにこの演奏を聴いて...

投稿日:2018/02/09 (金)

毎日、一日が終わるときにこの演奏を聴いていたのだが、実に至福の時間だった。 このクニャーゼフの演奏は、始め単純に演奏時間を見て個性的な演奏なのかと思っていたが、聴いているうちに個性という言葉ではおさまりきらない深い意味があり、ごく自然な音楽の流れに感じられ、すんなりと受け入れることが出来た。 クニャーゼフの技術が、この解釈で演奏することと一致して、無理のない演奏として仕上がったのだろう。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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今様に演奏しようとか、工夫をこらそうなど...

投稿日:2012/02/07 (火)

今様に演奏しようとか、工夫をこらそうなど、一切関係なく、クニャーゼフが思うように演奏していると感じます。重厚で、深く、真摯な演奏で、悲壮味さえ感ずる時があります。私が望んでいた演奏で、感動しました。旧盤(1995〜97年録音TRITON盤)より更に進化し深化していることが解ります。古いタイプの演奏でしょうが、私にとって、感動に古い・新しいは関係無いのです。この曲が好きで、今数えてみたら全曲盤だけでも49種類のコレクション。夫々が特徴をもっているのは当然ですが、カサルス盤・トルトリエの旧盤(1960年)・友友馬の新盤・ジャンドロン盤・マイナルディ盤(アリオラ盤)もよく聴きます。

TASSY さん | 東京都 | 不明

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評判が良いので買ってみましたが、私はあま...

投稿日:2010/07/02 (金)

評判が良いので買ってみましたが、私はあまり好きではありません。バッハよりも奏者の意識が先にある感じです。優れた演奏なのですが、テンポが遅めで緊張感があり、集中力を求められると思います。あえて言えば疲れる演奏です。けしてつまらない演奏ではなく、名演という人がいても意外とは思いませんが、この曲に何を求めるか、によって評価が変わるでしょう。

おっさん さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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