淡島百景 5

志村貴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778323288
ISBN 10 : 4778323289
フォーマット
出版社
発売日
2024年05月13日
日本
追加情報
:
160p;19

内容詳細

外から見るほどきれいな世界じゃない
それでも、淡島に未来を思いたかった

志村貴子が描く、夢みる少女たちの光と影──
連載開始から約13年の時をかけて、ついに完結!! !

舞台に魅せられた者たちが過去を乗り越え、紡ぐ未来。
心震える青春群像シリーズ最終章。

美しい祖母の面影を持つ同級生・絵美に、
強い憧れを抱いた桂子は、
やがてその思いを憎しみへと歪ませ、
絵美を孤独に追いやった。
深い悔恨を抱えて長い年月を過ごした桂子だが、
自らの死を前に、教え子の若菜に告白をする‥‥

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コリエル さん

    完結。あくまでモデルの一つではあるが、宝塚歌劇団が激震を迎えた中での、このラストエピソードは描くことに大変な勇気が必要だったことは想像に難くない。しかし、この岡部絵美の物語はずっと前に描かれたものであり、いつの世にも人が寄れば当たり前に生じる出来事なのだろう。アニメ化も決まったこの作品がこのようなエピソードを取り上げることは、現実に更なる波紋を起こすことになるのかもしれない。センセーショナルに書き立てたかったのではないが、見なかった事には出来ない。作中の言葉は作者の真意を含むのだろうと思った。

  • 連雀 さん

    とうとう完結です。読み終えたばかりで全然気持ちの整理がついていませんが、たくさんの人々の感情のうねりに飲み込まれ、押し流されるまま、読みながらずっと涙が止まりませんでした。しかし、この作品の本当の魅力は、それぞれの立場、それぞれの気持ちで「淡島歌劇」に関わる無数の人々の存在を物語の向こう側に感じられるところだと思います。作品としてはここで区切りですが、きっと、ここでは描かれていない淡島の物語が無数にあるのだろうなと、今までと同じように既刊を読み返しながら、続きを楽しみにする気持ちでいたいです。

  • とにざぶろう さん

    完結。無茶苦茶良かった。現実の事件に波及された苦悩が手に取るように伝わった。

  • もっち さん

    過ちは時間が経つほどにその影響を広げていく…苦いなあ

  • A.Sakurai さん

    実質的な主役は伊吹桂子だとずっと感じてきた.作者は岡部絵美と田畑若菜を気にかけていたようなので,三者がそろったラストエピソードは腑に落ちた.しかも,あまりにもタイミングが良すぎる現実の事件とのシンクロに驚く★物語の力についてのモノローグが目を引いた.「(登場人物の)誰にも誰かを重ねない物語なんて存在するのだろうか」むしろ重ねるから物語にはまる.主役に自分を投影するだけでなく,悪役に自分を感じることもあるし,そのほうが刺さるのだろう.

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志村貴子

1973年生まれ。漫画家。

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