商品の詳細
| ジャンル : | クラシック | カタログNo : | SBT1388 |
|---|---|---|---|
| フォーマット : | CD | レーベル : | Testament *classics* |
| 発売日 : | 2005年12月06日 | 発売国 : | Europe |
| 組み枚数 : | 1 | ||
| その他 : | ライブ盤 | ||
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HMV レビュー
エルガー:チェロ協奏曲ステレオ・ライヴ!
名高いマーラーの4番と同じ日の演奏!
・ベルリオーズ:序曲『海賊』作品21
・エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 作品85
・マーラー:交響曲第4番ト長調
60周年記念号のBBCミュージック・マガジンで、ロストロポーヴィチは以下のように語っています。「彼女は、チェロを握りしめて生まれてきたかのようだった。楽器が、手足のように、彼女の身体の有機的な部分そのものだった。なので、演奏するにあたって、音楽の流れを邪魔するものがなにひとつない。感情がそのまま音楽となってダイレクトに聴衆に届くんだ。この天賦の才は、今日でも、彼女の録音を聴けば感じ取ることができる。」
彼のいう「天賦の才」は、バルビローリとの2つのエルガー(EMIとBBC)でも大いに発揮されています。ここではまず、バルビローリについて語らなければなりません。イタリア系英国人指揮者、サー・ジョン・バルビローリは同じイギリスを代表するエルガー音楽のもっとも深い理解者でした。そして、彼は音楽キャリアをチェリストとして開始しています。
さらに、バルビローリはデュ・プレの尋常でない才能に最初に気づいたアーティストのひとりでした。スッジア賞のオーディションの時、10歳だったデュ・プレが弓を弦に置いた瞬間、バルビローリは「これだ!」と叫んだといいます。その後、彼は影に日向にデュ・プレの成長を支援しますが、共演は彼女の確固たる個性が確立するまで辛抱強く待ったそうです。
1965年、遂に、デュ・プレとバルビローリ(そして当時彼がシェフだったハレ管)の恒常的な共演が始まります。何度も行われたエルガーの共演は、1965年4月7日のフェスティヴァル・ホールが最初でした。その直後、8月にEMIへのスタジオ録音がなされます。
バルビローリ夫人、エヴェリン・ロスウェルはこう語ります。「サー・ジョンは、ジャッキーがアドヴァイスを聞き入れた唯一の音楽家だったんじゃないかしら? ジャクリーヌはどんどん彼のアイディアを吸収していったわ。特に強調されたのが、感情をコントロールすることによって、音楽がさらに適切に感情を表現するということでした。」
そしてバレンボイムは、バルビローリについてこう指摘します。「世間では、彼の音楽は感情的過ぎる、自由過ぎると評されることがあるけれど、私は、彼のエルガーはより多くの真髄を表現していると思う。彼がマーラーを表現するときしばしば現れる、精神的な高みがエルガーにも重要な要素だ。多くの演奏家の場合、そこが不足しがちだけれど。」
1967年、BBC交響楽団はブーレーズとバルビローリというふたりの指揮者に率いられ東欧ツアーを行います。この時、同行したのは、オグドン、ハーパー、そしてデュ・プレとまさに「ベスト・オブ・ブリティッシュ」なソリスト達でした。このCDに収められているエルガーは、このツアーの初日、1月3日のものとなります。
フィルアップされているバッハの無伴奏は、1961年12月から1962年1月にかけて行われた、BBCチューズデイ・インヴィテーション・コンサートで演奏されたもの。この時、コンサートは1番から3番までのプログラムだったのですが、残念ながら3番のテープだけが保存されていません。
ジャケットの写真は、デュ・プレの友人が撮ったプライヴェート・フォトで、プライヴェートならではの和やかな雰囲気もまた当時を偲ばせてくれます。通常、テスタメントのCDには、英・独・仏のライナーが掲載されていますが、今回は「ベスト・オブ・ブリティッシュ」ということもあり英語だけのかなり長文のものとなっており、大変貴重な資料となっています。
この録音は、今年3月、BBCによって放送され、多くのリスナーが「過去の2枚にもまさる最高の演奏だ」と評し大変に話題になりました。一足先にこの音楽に触れたイギリス国民がうらやましくもありますが、永遠に愛され続けるチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレのリリースを心待ちにする気持ちは、世界共通なのかもしれません。(IMS)
・エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 作品85
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
BBC交響楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
録音:
エルガー:1967年1月3日、プラハ、ライヴ(ステレオ)
バッハ:1961&62年、ロンドン、ライヴ(モノラル)
内容詳細
曲目リスト
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1Du Pre, Jacqueline - Konzert Fuer Violoncello Und
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21. Adagio - Moderato
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32. Lento - Allegro Molto
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43. Adagio
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54. Allegro Ma Non Troppo
-
6Du Pre, Jacqueline - Suite Fuer Violoncello Solo N
-
71. Prelude
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82. Allemande
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93. Courante
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104. Sarabande
-
115. Menuetto 1 - Menuetto 2
-
126. Gigue
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13Du Pre, Jacqueline - Suite Fuer Violoncello Solo N
-
141. Prelude
-
152. Allemande
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163. Courante
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174. Sarabande
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185. Menuetto 1 - Menuetto 2
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196. Gigue
商品ユーザーレビュー
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慎吉。 | 菰野町 | 不明 | 2006年01月05日
恥ずかしながら私は、バルビローリのファンでエルガーの音楽が好きでもこの曲の良さは正直よくわかりませんでした。でもやっとやっと心の底から納得できる演奏に出会うことができました。感謝です。 ただ一つtestamentも安いレーベルではないので思い切ってSACDにするくらいの根性がほしいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡 | 不明 | 2005年12月22日
私には美しさと共に魂の慟哭のようなものまで感じました。エルガーの作品のなかでも、一際深遠な雰囲気を持っているチェロ協奏曲。それを見事なまでに表現しているデュ・プレ。そして彼女を巧みにサポートしているサー・ジョンを忘れてはなりません。ライヴならではの臨場感も相まって壮絶な演奏となっています。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ナオG | 信州 | 不明 | 2005年12月14日
美しい! ただただ美しい・・・.人はいろいろなもの/ことを失いながらも生きてゆく存在であるが,ジャッキーのチェロほど“時”が流れてゆくことの重みを感じさせるものはないだろう(そしてその重みにじっと耐える真の強さ!).喪失感は人生の本質ともいえるが,これは芸術においては哀切の祈りへと昇華される.エルガーの音楽はこのことを見事に表現し,ジャッキーのチェロにより一層翳りの豊かな色合いを帯びる.0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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