テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想 文春新書

橘玲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166614462
ISBN 10 : 4166614460
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
272p;18

内容詳細

高い数学的能力をもつギフテッドがひしめくシリコンバレー。とてつもない富を手にしたとてつもなく賢いIT成功者たちは、「究極の自由」を求めて、既存の民主主義を超越する新たな政治思想を模索している。彼らはいかに世界を変えるのか?最先端テクノロジーに裏付けられた最先端思想の全貌を徹底解説!

目次 : はじめに 世界を数学的に把握する者たち/ 0 4つの政治思想を30分で理解する/ 1 マスクとティール/ 2 クリプト・アナキズム/ 3 総督府功利主義/ 4 ネクストジェネレーション/ X 世界の根本法則と人類の未来/ あとがき 「自由」を恐れ、「合理性」を憎む日本人

【著者紹介】
橘玲 : 1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる。2017年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    橘さんの最新作で今世界を牛耳っているのはここに書かれた概念の人々であるということを説明されています。非常にわかりやすいのは「正義をめぐる4つの立場」ということで図解をしてくれています。またそれを政治思想の道徳基盤ということでどのような考え方で位置するところはどこなのかがわかるようになっています。このような人物の代表として、イ―ロン・マスクやピーター・ティールがどのような人物で若いころにどのような経験をしたかが説明されています。相変わらず参考文献が多用されています。

  • Sam さん

    「自由」を巡る一冊。リバタリアニズムもリベラリズムも「ひとは自由に生きるのが素晴らしい」という信念に基づくという意味では同じ政治思想だが、現代のテクノ・リバタリアンたちはより過激に究極の「自由」を求めていく。クリプト・アナキズム始め次々と紹介される考え方はとても興味深い(としか言いようがない)。個人的に最も興味深かったのは私的所有に関するグレン・ワイルの主張。私的所有こそ自由の大前提というミル以来の原則が揺らぐ。最終章は壮大過ぎて消化できず。それでも一冊通してとても興味深く刺激的な内容だった。

  • Kanonlicht さん

    イーロン・マスクがツイッターを買収し何をしようとしているのか。暗号通貨はどんな目的でつくられ、今後どうなっていくのか。これを読めば、ごく一部の数学的思考や統計学に特化した知能を持つギフテッドたちが考える人類の未来ついて知ることができる。民主主義や資本主義を見限った彼らは、真の自由を求め、「死」の超越を目指し、来るべきシンギュラリティに備えている。人格のデジタル移行や頭部の冷凍保存なんてSFのようなことが実際に行われていることに驚き、この加速する文明の将来に本当に人類の幸福があるのか、期待より恐怖を感じた。

  • はるき さん

     テック業界の天才たちは世界をどう動かすのか(大袈裟?)。突き抜けた知能は孤独と表裏一体で、巨万の富と共に終わらない不安を生み出すのか。人類が火星に到着する日は来るかもしれませんが、永遠の命や完全自由かつ自己責任の世界は多分来ないんじゃないかなぁ。やればできるの精神で道なき道を開拓し続ける精神は立派ですが、元を通せば巨万の富の源泉は庶民のニーズを拾ったから。密度の高い人生って何か辛そう…。

  • ごへいもち さん

    字面を追っただけの部分も。何だか世の中は遠くに行ってしまったのね。アスペルガーのようにある種の能力がありながら社会性が無いために実力が発揮出来ないのは不幸なことだと思っていたけれどそうとも限らないと感じた

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橘玲

1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる。2017年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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