博士はオカルトを信じない

東川篤哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591181102
ISBN 10 : 4591181103
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
279p;19

内容詳細

中学2年生のオカルト好きな探偵の息子
×
自称・天才発明家のアラサー女博士

異色の凸凹コンビが町のオカルト事件に挑む、連作短編ミステリー小説!

丘晴人は、君立市君乃町に住む中学2年生。両親が「有限会社オカリナ探偵局」という私立探偵事務所を営んでいるため、町の有象無象の面倒事や困りごとや事件が舞い込む。
両親の手伝いで事件に立ち会う中で、晴人が目にした数々の不思議な事件。
これって、幽霊がやったとしか考えられない――。
事件解決の糸口を見いだせない晴人がひょんなことから出会ったのは、廃墟に住む、白衣を着た女博士。「ひらめき研究所」の看板を掲げながら、謎の発明に日夜没頭する博士に事件を相談するのだが――。
その事件の犯人は、幽霊? それとも人間?

『謎解きはディナーのあとで』の東川篤哉が描く、ユーモアミステリー。

【著者紹介】
東川篤哉 : 1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    久々の東川 篤哉、東川 篤哉は、新作中心に読んでいる作家です。キャラクターは好いですが、『謎解きはディナーのあとで』を焼き直した様な感じで、ユーモアミステリとして面白くありません。著者版の「名探偵コナン」を狙ったのでしょうか❓ https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008450.html

  • yukaring さん

    オカルト絡みの謎を自称・天才発明家の博士とオカルト好きの中学生が解き明かす東川さんらしいユーモアミステリ。死者の声に幽体離脱、うらめしや〜と出てくる昭和の幽霊。超常現象に見える事件の犯人は幽霊なのか?人間なのか?探偵事務所の息子・晴人はある日廃墟のような「ひらめき研究所」に迷い込み天才博士を自称する暁ヒカルと出会う。微妙な発明品ばかりを作るエキセントリックな彼女は実は頭がキレキレ。探偵事務所に持ち込まれる不思議な事件を聞いただけて見当をつけてしまう。ヒカルと晴人の緩い掛け合いも笑える遊び心満載の短編集。

  • シャコタンブルー さん

    昨日も今日も寒かった。春は何処に(笑)こういう時は軽くてサクサク読める本を読むに限る。そういう意味では本書は最適だ。幽体離脱、瞬間移動等、誰もが知っている超常現象とそれを利用した犯罪の謎を解き明かす5つの短編。正直、犯人や謎解きで驚くべき事は無かったがそれは予想どおりだった。本書の醍醐味は登場人物のキャラと会話を楽しむことに尽きる。犯人が誰でも構わない。動機も曖昧だ。突っ込みどころ満載だ。そう何でもありだ(笑)楽しめればいいじゃない。ユーモアミステリのお手本のようだ。

  • オーウェン さん

    両親が探偵で息子の丘晴人はオカルトに興味津々。 依頼の中にあるオカルトに対し、女性博士の暁ヒカルに助言を頼む。 丸っきりガリレオの女版だが、東川さんらしいユーモアミステリ。 よって推理もある程度整合性を無視してもいいかも。 3話目の幽体離脱を見せる殺人が一番楽しめた。 まさかザ・たっちを出すとはね(笑) ヒカルの科学の解明とその先の推理。 シリーズ化はあるのだろうか。

  • さっちゃん さん

    両親が探偵事務所を営む丘春人はオカルト好きな中学生。春人が遭遇した不可解な事件に挑む、古めの小ネタが散りばめられたユーモアミステリ。春人の話を聞いた「ひらめき研究所」の自称天才発明家・暁ヒカル博士が検証実験を行い、春人に謎解きを披露するパターンの連作短編集。/死者が話す狐憑き、瞬間移動でもしないと破れないアリバイ、幽体離脱した幽体が本体を刺殺、誰もいない庭から聞こえる幽霊の声、片道の足跡しかない離れでの殺人とバラエティ豊か(最終話だけはオカルト色はないけど)。博士と春人の軽妙なやり取りもグッド。続編希望!

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東川篤哉

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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