凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養 幻冬舎新書

樋口裕一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344987203
ISBN 10 : 4344987209
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
248p;18

内容詳細

妻ががんで逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然【ルビ たいぜん】と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか――。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟【ルビ しようりよう】し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。

【著者紹介】
樋口裕一 : 1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。現在、多摩大学名誉教授。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長、MJ日本語教育学院学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MtnyCkk214 さん

    「飼いならされた死」というは言葉をはじめて耳にした。死は日常の延長というとらえ方だ。生き方と同じく死に方も自分で決定したい。生き方を語るようにどんな死に方をしたいのかを話せる世の中になれば、死は怖いものでないし生き方も変わってくる気がした。

  • 神谷孝信 さん

    いつか来る死に向けての心構えを再度考えることが出来た。4

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樋口裕一

1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。現在、多摩大学名誉教授。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長、MJ日本語教育学院学院長(本データはこの書

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