9冠無敗 能代工バスケットボール部熱狂と憂鬱と

田口元義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880984
ISBN 10 : 4087880982
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;19

内容詳細

のちに日本人初のNBAプレーヤーとなる絶対的エース・田臥勇太(現・宇都宮ブレックス)を擁し、前人未踏となる3年連続3冠=「9冠」を達成した1996〜1998年の能代工業(現・能代科技)バスケットボール部。

東京体育館を超満員にし、社会的な現象となった「9冠」から25年。
田臥とともに9冠を支えた菊地勇樹、若月徹ら能代工メンバーはもちろん、当時の監督である加藤三彦、現能代科技監督の小松元、能代工OBの長谷川暢(現・秋田ノーザンハピネッツ)ら能代工関係者、また、当時監督や選手として能代工と対戦した、安里幸男、渡邉拓馬など総勢30名以上を徹底取材!
最強チームの強さの秘密、常勝ゆえのプレッシャー、無冠に終わった世代の監督と選手の軋轢、時代の波に翻弄されるバスケ部、そして卒業後の選手たち‥‥
秋田県北部にある「バスケの街」の高校生が巻き起こした奇跡の理由と、25年後の今に迫る感動のスポーツ・ノンフィクション。

【目次】
▼序章 9冠の狂騒(1998年)
▼第1章 伝説の始まりの3冠(1996年)
▼第2章 「必勝不敗」の6冠(1997年)
▼第3章 謙虚な挑戦者の9冠(1998年)
▼第4章 無冠の憂鬱(1999年)
▼第5章 能代工から能代科技へ(2000-2023年)
▼第6章 その後の9冠世代(2023年)
▼終章 25年後の「必勝不敗」(2023年)

【著者略歴】
たぐち・げんき●1977年、福島県生まれ。元高校球児(3年間補欠)。雑誌編集者を経て2003年からフリーライターとして活動する。
著書に「負けてみろ。聖光学院と斎藤智也の高校野球」(秀和システム)などがある。


【著者紹介】
田口元義 : 1977年福島県生まれ。元高校球児(3年間補欠)。雑誌編集者を経て2003年からフリーライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • H さん

    恐らく高校スポーツ史上最強のチーム。すごい丁寧に取材していて、田臥勇太も主力選手の1人としての扱いで好感を持てた。特に9冠の次の代が無冠に終わった過酷な1年が印象的。

  • ゾロりん さん

    面白かった。こうゆうスポーツノンフィクションはいいなー。無冠の年が胸を打つ。次は井上尚弥の読むとしよう。

  • 梅田 さん

    集英社オンライン連載時も読んでいたが、書籍版で一気読み。田臥勇太がいた9冠時代も当然面白いが、何よりその1学年下の「無冠の世代」編が壮絶。当時の加藤監督との確執を中心としたチームの不和、高校生の子供たちが背負わされるとんでもない重圧に胸が痛くなる。公立校ゆえのさまざまなしがらみも掘り下げられていて、「バスケのまち能代」の葛藤も浮き彫りになる。それでも、当時の選手たちの「その後」が語られる第6章を読むとさわやかな感覚が残る。この本で田臥勇太はあくまで登場人物の一人。一人ひとりの物語に胸を打たれる。

  • アジャ さん

    スーパースター田伏の3年間三冠という輝かしい能代工業バスケットボール部と、その後のメンバーを丁寧に取材した作品。昨年のワールドカップの活躍を、まさに能代工業バスケに25年かけて時代が追い付いてきたとの表現が印象に残った。

  • 具志堅 さん

    丁寧に関係者にヒアリングしたのかさも少し前のことかのうにリアルに当時の内情が記載されている。個人的には9冠の次の世代(感覚的にはネガティブな項目しかないような世代)にひとこまを与えており、成功と失敗を捉え分けられる良い構成だと思った。社会人と違いアンダー世代は数年で選手が入れ替わるため、成功し続けるのは難しいと思われる。今後三年を越えた連続記録が現れるのか、期待したい。

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