生きづらさの民俗学 日常の中の差別・排除を捉える

及川祥平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750356532
ISBN 10 : 4750356530
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;19

内容詳細

柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。

「何故我々は生きづらいのか?」

本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学とは何か。

【著者紹介】
及川祥平 : 成城大学文芸学部および同大学院准教授。成城大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。研究分野は民俗学。主要な著書に『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)、『心霊スポット考』(アーツアンドクラフツ、2023年)、『民俗学の思考法』(共編著、慶應義塾大学出版会、2021年)。主要な論文に「「害」という視座からの民俗学」(『現在学研究』9、2022年)ほか多数

川松あかり : 九州産業大学国際文化学部講師。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。研究分野は、民俗学・文化人類学

辻本侑生 : 弘前大学地域創生本部助教。民間シンクタンク勤務を経て現職。研究分野は現代民俗学、地域社会・政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【わたしの/誰かの「弱さ」「苦しさ」の民俗学へ】あしぶえさんに本書を教えられ――。「生きづらさ」の問題に民俗学の視点から迫る書。選べない出自と阻まれる職業選択、ジェンダーとセクシュアリティ、差別に対する患者たちの抵抗と紐帯など多様なテーマ。コラムも収録し、各章末には参考文献リストを掲載。<「生きづらさ」のような現代的な課題を「民俗学」の視点から考えると聞くと、首をかしげる人もいるだろう。民俗学は文化財などの伝統文化や、前近代の生活習慣を明らかにする分野であると捉えている人は、今日もなお多い>と。確かに。⇒

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及川祥平

成城大学文芸学部および同大学院准教授。成城大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。研究分野は民俗学。主要な著書に『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)、『心霊スポット考』(アーツアンドクラフツ、2023年)、『民俗学の思考法』(共編著、慶應義塾大学出版会、2021年)。主要

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