疵痕とラベンダー 潮文庫

太田紫織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267024054
ISBN 10 : 4267024057
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
264p;16

内容詳細

両親の離婚で父親の故郷・札幌市に引っ越してきた昴は、転校先の高校で幼なじみの宵深と再会する。一方で、宵深の双子の妹・茜音は亡くなっていた。寡黙でミステリアスな宵深に昴は想いを寄せる。転校当日、学級委員長の宮川ひなと人気歌手の配信を見た昴と宵深は、異常に課金をするファンがクラスの女子だと気付く。忠告も聞かない彼女のSNSに、歌手のマネージャーから「会いたい」とメッセージが届く…。ミステリー最新作!

【著者紹介】
太田紫織 : 1978年、北海道札幌市生まれ。2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ累計180万部を突破。さらに2015年にはアニメ化、2017年にはドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    両親の離婚で父親の故郷・札幌市に引っ越してきた昴。転校先の高校で双子の妹・茜音を亡くした幼馴染の宵深と再会する青春ミステリ。転校当日に学級委員の宮川と人気歌手の配信を見ていた時、昴と宵深が気づいてしまう異常に課金をするクラスメイト。一時的に保護者として同居している叔母の恋愛相談、迷子の愛犬探しで名乗り出てきた別の飼い主。今も意識する存在で、一緒に謎解きする寡黙でミステリアスな宵深との距離感は、妹の死もあってか近くても何とも難しい印象でしたけど、最後の認識のズレが一体何を意味するのか続刊も期待したいですね。

  • 糸巻 さん

    家庭の事情で札幌に住む叔母と暮らすために引っ越してきた男子高校生・昴。隣に住む宵深は幼い頃によく遊んだ女の子で転校先の学校のクラスメイトだ。北海道が舞台で主人公も男子高校生ときたら櫻子さんシリーズを思い出して楽しみに読んだ。日常を描いた掌編1話を含む3話収録の連作短編青春ミステリ。主人公の昴がどこにでもいそうな普通の子に対して、宵深がとてつもなくミステリアス。双子の妹がなぜ亡くなったのか不明だし、昴の育ての母も何か事情がありそうだし、ラストのアレなんかもう…。続編がなきゃ納得できない!

  • ツバサ さん

    謎の塩梅が絶妙で青春具合も上手く絡まっていました。

  • leo18 さん

    両親の離婚でかつて住んでいた札幌に引っ越してきた昴は幼馴染の宵深と再会する。2人の距離感が甘酸っぱい青春小説のようで、エピソードはドロドロ系。ラストも宵深と亡くなった双子の茜音には秘密がありそうという爽やかではない読後感。

  • Mayrin さん

    謎解きは微妙ですが、高校生の日常がほのぼのして面白いです。ただ終わり方が気になりすぎる。

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太田紫織

1978年、北海道札幌市生まれ。2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ累計180万部を突破。さらに2015年にはアニメ化、2017年にはドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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