CD

Palladium

佐藤允彦

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRIDGE043
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
紙ジャケ
追加情報
:
はじめてのオリジナル・アートワークによる復刻。
【原*JAZZ/PROTOジャズ】シリーズ第3弾

商品説明

1968年11月、馥郁たる自信を抱いて、日本の地を踏みしめた佐藤允彦。後に「バークリ・システムから頭が抜け出すのに5年掛かったよ」と語った佐藤允彦。60年代末期の流動的な時代のアメリカを体験し、世界に冠たる70年代の日本ジャズの中心人物として羽ばたいた佐藤允彦の才能が輝き始める瞬間を捉えた初リーダーにしてピアニオ・トリオとしての最高傑作の一枚。
佐藤允彦:ピアノ、荒川康男:ベース、富樫雅彦:ドラムス:1969年録音

<以下、ブリッジHPより参考資料>

1969年は、日本のフリージャズが実質的に動き始め、花を開かせた年。(伝説の)富樫雅彦/佐藤允彦のESSG、山下洋輔トリオ、高柳昌行ニューディレクション、吉沢元治トリオの4つが一斉に活動を開始しました。そんな中、発売されたのがこの「パラジウム」で、当年、富樫雅彦「ウィ・ナウ・クリエイト」と共に日本ジャズ賞を受賞した名盤です。本アルバムをもって日本のフリージャズは、ニューヨークやヨーロッパの動きに伍して、新しいフィールドを切り開いていることを認識させると同時に、60年代日本の各ジャンルにまたがる前衛表現の時代の一角に位置を占めたことを告知したのです。

佐藤が弾くプリペアードピアノと荒川が弓で弾くベース、富樫が叩く鈴の音とで即興的に創り出された幻想的なオープニングテーマに続き、ビートルズの「ミッシェル」が始まる。じらすように長い、しかし格調高いイントロ、突然テーマが現れると流麗なコラボレーションサウンドが水のように溢れ出す。変幻自在なピアノ、ひとつひとつが明瞭に自立したドラム、効果的なベースで、まるで密度の濃い音空間がどんどん凝縮していくように感じられる驚くべき知的でハイセンスなサウンドである。

●富樫雅彦「ウィ・ナウ・クリエイト」に2ヶ月先立って録音されたのが本作。佐藤允彦は、この前年68年11月にアメリカより帰国。早々、宮間利之とニューハードでコンポーザーズ・オーケストラの試みを行ない、佐藤と相前後してバークレーより帰国した荒川康男と、さらに新しい方向を探したいと語り合った富樫を呼び込み、トリオを結成。時に佐藤27歳、富樫28歳、荒川29歳のこと。
●これまで絶対とされたアフロアメリカンや才長けた白人のジャズとも違い、3人の日本人の知性と感性が創り上げたジャズ、が本作。

収録曲   

  • 01. オープニング
  • 02. ミッシェル
  • 03. ザルツブルグの小枝
  • 04. パラジウム
  • 05. スクローリング
  • 06. クロージング

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