あしたへのまわり道 梅田俊作・佳子の本

梅田俊作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591178614
ISBN 10 : 4591178617
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
51p;25

内容詳細

いじめられているわけでも、勉強がきらいなわけでもないけれど、イクハルはときどき学校を休む。この日もまた、学校を休んだ。家にいるのもおちつかず、だれにも会わないようにわき道、うら通りを進んでたどり着いたのは、町はずれの「アルデナイデ沼」。そこで出会ったのは、転校生で不登校のシュリ。アルデナイデ沼で過ごすなかでイクハルは心を解き放っていく。イクハルが学校に行きたくなくなる理由は?シュリが不登校になった理由は?シュリが抱える悲しみとは?イジメの加害者ヤラガセがかかえる闇とは?学校では学べないこと、出会えない人。イクハルが見つける「あした」とは?

【著者紹介】
梅田俊作 : 画家・絵本作家。1942年、京丹後市生まれ

梅田佳子 : 1947年、福島県生まれ。1980年頃より、夫と創作絵本を共作。2020年12月永眠。なお、共作のいじめをテーマにした長編絵本『しらんぷり』(ポプラ社)は第3回日本絵本賞大賞を、『14歳とタウタウさん』(ポプラ社)は第4回日本絵本賞選考委員特別賞を受賞し、多くの読者の共感をよんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒラP@ehon.gohon さん

    梅田俊作さんと梅田佳子さんの共作は、どれも社会問題を見つめ、様々な課題をかきまぜた混沌の世界を感じます。 2020年冬に永眠された梅田佳子さんの遺作となると見れば、時事はその時点で留まるのでしょうか。 不登校、いじめ、家庭内暴力、大災害の被災、秘密基地に集う人たちは様々な理由を持っているようです。 この本は解決に向けた本ではなく、そんな人たちを包みこんだ社会を描いています。 いろんなことがあって、つらい気持ちがあっても、まわり道してもいいんだよと、迎えてくれているようです。

  • 遠い日 さん

    小刀でザク、ザクと切り出すような勢いのあるテキスト。行き場のない心を広げるアルデナイデ沼の秘密基地。寄り添うヒデばっちゃの大らかな目線が頼もしい。イクハル、シュリ、ヤラガセ……、ギクシャクとした関係がストレートなぶつかり合いで溶けあう。みんな心の空洞を持て余していた。知り合っていく過程はもう宝物。未来の尻尾を掴んでいるシュリ、自分の道を探し始めるであろう予感のイクハル。いじめという無残なものを乗り越えた自信が光っていた。自主楽習はじゅうぶん彼らに考える時間を与え、成長の糧となった。#NetGalleyJP

  • fumin さん

    色々な出来事で居場所をなくした子供達。このような場所でこのような人達に出会えたらと願います。

  • asisa さん

    いじめられているわけでも、勉強が嫌いなわけでもないけれど、イクハルは時々学校を休む。この日もまた学校を休んで、町はずれの「アルデナイデ沼」に行くと、転校生で不登校のシュリと出会い…。著者夫婦の最後の共作。絵本と言うには文字が多く、絵が少ない本でした。自分の逃げ場所って大切だなぁと感じました。#2024slaえほん50

  • 必殺!パート仕事人 さん

    なんだか理解するのが難しかった。絵本形式だけれども。被災地の少女が出てきますが、このところ自然災害が多すぎて「どの災害?」と思ってしまいました。後で地震という言葉が出てきたので、ああ、と分かった次第。

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梅田俊作

画家・絵本作家。1942年、京丹後市生まれ

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