神州纐纈城 春陽文庫

国枝史郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784394904441
ISBN 10 : 4394904447
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
追加情報
:
520p;15

内容詳細

ある春の夜、散歩していた武田信玄家臣・土屋庄三郎は、布売りの老人から、燃え立つばかりの紅い布を買った。布を月光に照らして見えたものは、四歳の時に失踪した父・土屋庄八郎の名…。紅布に誘われて迷い込んだ富士の裾野で見た人間狩り集団、そのまとう経帷子の色が自分の紅布と同じ色と気付いた庄三郎は、そこからさらに怪異の世界に入り込んでいく。神秘的な教団、超人的な人々、本栖湖に浮かぶ水城「纐纈城」…。三島由紀夫がその文章の見事さや現代性、芸術性を賞賛した伝奇小説の傑作!

【著者紹介】
国枝史郎 : 明治20年(1887年)長野県に生まれる。早稲田大学在学中より演劇運動に参加。大学中退後、大阪朝日新聞社の演劇記者、松竹座の座付き作者となる。病を患い、長野県に戻り「講談倶楽部」「少年倶楽部」などに執筆し、怪奇、幻想、耽美的な伝奇小説の第一人者となる。昭和18年(1943年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • SATAN'S TOY さん

    講談社文庫版だけど。講談、漢文、狂言、ゴシック文学等を混ぜて大正モダニズム風味で仕上げた伝奇小説を代表する傑作にて怪作。宗教、哲学からエログロまで聖と俗、伝統と前衛を往き来する様は読書の快楽を存分に味わえる。終わらなかったのか、終わらせなかったのか未完。

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国枝史郎

明治20年(1887年)長野県に生まれる。早稲田大学在学中より演劇運動に参加。大学中退後、大阪朝日新聞社の演劇記者、松竹座の座付き作者となる。病を患い、長野県に戻り「講談倶楽部」「少年倶楽部」などに執筆し、怪奇、幻想、耽美的な伝奇小説の第一人者となる。昭和18年(1943年)死去(本データはこの書籍

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