ヘアピンサーカス

＜レーベル資料より＞

世界に先駆けた1970年前後の日本のフリージャズを紹介する【原ＪＡＺＺ｜PROTOジャズ】シリーズに併せ、
当時最も熱かった映画とジャズの出会い、ＬＰ発売ないものも映画会社の提供により復刻するシリーズ
【REEL JAZZ】シリーズの第二弾！

「死刑台のエレベーター」(マイルス)、「大運河」(MJQ)に対する日本からの回答！
日本初！ジャズと映像の衝突！！
フェンダーローズを多用した菊地雅章セクステット、数少ない貴重な記録！

★初CD化！★
1972年日本フィリップスよりLPで発売、その後一度もCD化されることなく、
この度、吉野金次のリマスタリングにより、初めてCD化、新装パッケージで発売されます。

日野皓正を起用し大ヒットとなった「白昼の襲撃」と、最先端の先鋭的なミュージシャンだった
佐藤允彦を起用した「豹は走った」(BRIDGE-47/当社よりCD化発売中)に続く1972年西村潔監督作品。

「映像と音楽の衝突に賭けたい。音楽はそれ自体可能な限り創造的であってほしい」との監督の要請に対し、
菊地は、アメリカ帰国の際に持ち帰ったアープ・シンセサイザーをここで初めて使用するなど、ラッシュを見て
ほとんど即興的に音楽を創造、「音楽に画面が圧倒されました」と西村が述懐するほどに、音楽と映像が
見事な結合を見せた。　

菊地雅章piano, fender piano
　菊地雅洋：organ
　峰　厚介：sax
　鈴木良雄：bass
　日野元彦：drums
　中村よしゆき：drums