血の轍 15 ビッグコミックスペリオール

押見修造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098615704
ISBN 10 : 4098615703
フォーマット
出版社
発売日
2023年01月30日
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

ママの凄絶な深淵に、迫る。

人生の終焉をようやく掴みかけた静一に、警察から「ママを保護した」と一報が。
20年ぶりに対峙したママは、静一が誰なのか、己は何者なのか分かっておらず要領を得ない受け答えを繰り返すが、静一との会話の中で突如記憶が戻る。その時、静一の心に抑えきれぬ激情が迸り、ママに拳を振り上げるも、殴打できずにその場を立ち去る。しかし心に刻まれた「感情」は日に日に大きくなり、静一は再びママの家へ‥

そこに待ち受けていたのは、ママの凄絶な深淵。
二人の永い永い夜が、始まる。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Carlyuke さん

    静一から見た母親と現実の母 静子の独白 静子の背景 静一を殺そうとした? 今回作品の結末が気になり16巻と17巻を先に読んでから途中の部分を読んだ。心理劇としての古典になるのではないかなと感じる。またユング派のノイマンが書いたグレートマザーを理解するのに役立つと感じた。 この母親は親から精神的な虐待を受けて育ち, 自分の子供にも健全ではない環境下で精神的に虐待した。著者は最後の方の巻であとがきを書いている。作者の心理がこの作品に反映されている。しかし本人は社会人として成功し家庭も持っているとのこと。

  • 神太郎 さん

    親の愛情。その大切さをただただ感じる。静子の半生を知るにつれてまた違う側面が見えてくる。 静一も子供目線からしか親を見てこなかったから静子の半生を知りどう思うのか。拒絶することは簡単だが、ゆるす事は難しい。ゆるすためにはその人を知らねばならない。その為の過程を正に静一は歩んでいる。大人編からは小説を読んでるような感覚に陥る。表現一つ一つがゾワゾワっとくる。

  • かに さん

    静子の独白。半生を語る。1人の女性の人生の物語。とても胸にくるところもあるが、これまでを読んできた身からすると、だからなんだといいたくなる。だからって、あんな酷いことをしていいわけがない。そして、どこまでが真実かわからない。今の静子の内なる目線からみる人生なだけで、静一からみるもの、他からみるものは全く違っているのかもしれない。し、嘘を言っているのかもしれない。記憶は美化されるものだし。ホラー感はなにもない巻。逆に、次巻がこわい。「遠い」か…。

  • 地下鉄パミュ さん

    かなり深淵に切り込んだ。これは眠りの淵は深いな。決して浅くない。血の轍の表現で言えば遠いって事か。病巣深し遠し、全部吐き出して貰って楽になって欲しい。

  • ライアン さん

    ここに来てママとの対話。だいぶ頭が錯乱状態になっているのかと思いきや冷静に過去の自分の話ができるのか。ようやくママの過去が明らかになっていく。このあと二人はどうなるのか?、そしてどういうラストを迎えるのだろうか?

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