ラスト・ラブレター 最後の恋文 徳間文庫

樋口修吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198947842
ISBN 10 : 4198947848
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
539p;15

内容詳細

“人はどこまで純粋な愛を貫けるのか?”天涯孤独の江戸指物職人・村野清雄。その卓越した才能とストイックな人柄に惹かれた美しき家具店主・佐竹阿見子。あえて男女の仲を避けて過ごした二十年間―見守ることに捧げた人生の末、届けられた「最後の恋文」とは?“世界一の熱愛”『ジェームス山の李蘭』から十年。究極の「無償の愛」を描いた名作。

【著者紹介】
樋口修吉 : 1938年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部・同法学部を卒業。三井物産勤務の後,ヨーロッパ・南米などを旅浪。81年『ジェームス山の李蘭』で第36回小説現代新人賞を受賞し文筆活動に入る。同作は第90回直木賞候補にも挙げられる。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぬりかべ さん

    この人の名をなんとなく覚えていたのは確か すんごい昔に読んだ近代麻雀とかで誰かに絡んだ 小説家がいて、確かこんな名前だった。 当時は読んだことのない作家でギャンブルなイメージがありましたが、新装版として読んでみたところ、2人の女性に対峙する村野の心の葛藤を存分に楽しませてもらいました。 (ギャンブル一辺倒と勝手に思ってました。) ラストシーンからのそれからについて個人的解釈。 ネタバレしない程度に濁すと呪縛となるのか発展的解消となるのか悩ましいところですが、個人的には後者の方になって欲しいかな、と。

  • ささらもさら さん

    「ジェームス山の李蘭」に続いて、同じく樋口修吉氏のラブストーリーである本作を読みました。どちらも昭和の風情が文面から匂い立つようで、そこがたまらなく好きなところ。舞台は主に横浜近辺。主人公である「キヨ」こと清雄、年上の家具店主・阿見子、キヨに思いを寄せる年下の茜、という三人のいわゆる「三角関係」を描いています。といっても忙しく恋愛ドラマが展開するわけではなく、三人の気持ちに寄り添うようにゆったりと物語は流れる。そこも時代が感じられて、すごく良かったです。少しキザで清らかな恋物語を堪能しました。

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樋口修吉

1938年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部・同法学部を卒業。三井物産勤務の後,ヨーロッパ・南米などを旅浪。81年『ジェームス山の李蘭』で第36回小説現代新人賞を受賞し文筆活動に入る。同作は第90回直木賞候補にも挙げられる。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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