基本情報
内容詳細
明けても暮れても目に見えない靄の中を動いているような日々―梅雨の晴れ間のゼラニュウムの緋。広島の被爆者としての、国策への懐疑、不満、さらには怒り。編集者、作家として、93年の生涯をかけて「言葉」に関わってきた著者が、為政者の口説に失望をしながら、それでも書き留め続けた渾身のエッセイ集。
目次 : 岸を離れる/ 靄の中/ うわのそら/ かなしいという言葉/ 「まどうてくれ」/ 同心円/ 伽羅を焚く/ 靄は晴れなくても/ 春の嵐/ 「やさしい古典案内」のこと/ 明晰の救い/ 今年の夏/ 運と縁/ 夜明けの空から/ 文芸評論家の死/ 忘れようのない日/ うたの生まれる時/ 青梅のこと/ 書店の歴史/ 花の時に/ 言葉と酒「父 吉田健一」を読む/ 再び忘れようのない日に/ 秋立つ/ 沈黙のためにではなく/ 存在感について/ 小さなお煎餅の話/ 情の監視/ 風に吹かれて/ 「あいまいな物言い」について/ 櫻散る日に/ 今年の新茶/ 為政者の言葉/ 私の平成二十七年(二〇一五)八月/ 二通の手紙/ 物語は物語のように/ 「儀式」に始まる/ 言葉と歩く/ この現実
【著者紹介】
竹西寛子 : 1929年、広島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。『管絃祭』で女流文学賞、『兵隊宿』で川端康成文学賞、『山川登美子』で毎日芸術賞、『贈答のうた』で野間文芸賞受賞。1994年日本芸術院賞受賞、同年より日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
algon さん
読了日:2023/01/16
chuji さん
読了日:2022/10/04
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
竹西寛子
1929年、広島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。『管絃祭』で女流文学賞、『兵隊宿』で川端康成文学賞、『山川登美子』で毎日芸術賞、『贈答のうた』で野間文芸賞受賞。1994年日本芸術院賞受賞、同年より日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文芸 に関連する商品情報
-
モモコグミカンパニー初の短編小説集『コーヒーと失恋話』5月20日発売 元BiSHのモモコグミカンパニーがオフィシャルWEBサイト「モモコグミカンパニー うたた寝のお時間」で連載していた「... |2日前
-
K-POPアイドルたちの努力と苦悩を綴った豪華インタビュー集『それでも... J-HOPE、HOSHI、LEO、チョンハ、イ・チェヨン などK-POP界で今まさに大活躍をしているアイドルたちの努... |2024年04月19日 (金) 00:00
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |2024年04月18日 (木) 15:00
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・