フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか 幻冬舎新書

岩竹美加子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344986558
ISBN 10 : 4344986555
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;18

内容詳細

フィンランドは、国連による世界幸福度ランキングで5年連続第1位!教育・医療・デジタル、多くの分野で最先端をいく。大学まで学費無償で、持ち家購入には補助があり、生命保険は必要ない。第二次大戦に敗北し、資源もなかった貧しい小国が、なぜ世界中が羨む国になれたのか。仕事もプライベートも充実し、税の「高負担」が負担にならない生活はなぜ実現したのか。現地に30年以上住み、大学で教え子育てもしてきた著者だからこそ知る秘密をすべて解説する。フィンランド流の新しい生き方がわかる一冊。

目次 : 第1章 自己責任ではない「働き方」/ 第2章 デジタル化で効率を上げる/ 第3章 教育は貧富に関係なく受けられる/ 第4章 フィンランドでの出産/ 第5章 男性にも女性にもやさしい子育て/ 第6章 安心できる医療・介護システム

【著者紹介】
岩竹美加子 : 1955年東京都生まれ。1991年より三十年以上にわたりフィンランドで暮らしている。ペンシルヴァニア大学大学院民俗学部博士課程修了(Ph.D.)。早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学教授等を経て、同大学非常勤教授(Dosentti)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    以前、著者の「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」を読んだ。実態を知り、著者の知的な論考に感心しながらも、「なぜ」に踏み込めないもどかしさを覚えたものだが、それはこの本でも同じ。現代の日本が課題とする労働時間、社会福祉、デジタル化、教育の平等、出産・育児支援、夫婦別姓、男女平等など、フィンランドは、この数十年の間に次々と社会制度に組み込んでいる。国のアイデンティティを「女性に優しい福祉国家」と定めた見事な国家運営だが、今、「新自由主義」の流れに揺さぶられていると言う。良貨が悪貨に駆逐されないことを祈る。

  • くものすけ さん

    以前ブータンが世界幸せな国に選ばれていた様な気がします。最近はフィンランドが5年連続幸福度No.1と聞き、ちょっと意外な気がしました。税金が高いという先入観念がありますが、実はその見返りが非常に大きく国民はそれ程負担に感じていないのではと思います。是非本書を読まれ、日本でも実現させる手本になればいいと思いました。

  • S.U. さん

    著者がフィンランド大好きで、日本はあまり好きじゃないのだな…ということは伝わってきましたが、表題の問いに答えた内容になっていないように思いました。同じ内容でフィンランドという国名を例えばアメリカに置き換えた場合、それ知りたいかな?と思う内容の事が多かったです。私自身、フィンランドの国語教育を参考にしていた時期があり、教育については参考になる記載もありましたが、それぐらいでしょうか。実際の生活から生まれたエピソードが紹介されているともっと良かったと思います。日本にもコンセプチュアルな政治を求めたいですね。

  • もくたつ(目標達成) さん

    5 フィンランドで生まれて、育って、結婚し、老いるまでや、宗教等の幅広い面での説明がされ、フィンランドの概要を知れた。

  • tkokon さん

    【自己の確立】○働き方、教育、出産、子育て、医療についてのフィンランドと日本の比較。制度的な差異については細かく比較しているが、「なぜそれが可能なのか」「なぜフィンランドがそういう形態に落ち着いたのか」といった記述は殆ど出てこない。日本との一番大きな違いは、「フィンランドでは自分の生き方は自分で決める」という価値観が当たり前のものとして行き渡っている点か。働き出す年齢も働き方、家庭の持ち方も、かなり自由。「自己の確立」が尊ばれ、それを前提とした社会サポートであるという価値観が日本との一番の違いか。

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岩竹美加子

1955年東京都生まれ。1991年より三十年以上にわたりフィンランドで暮らしている。ペンシルヴァニア大学大学院民俗学部博士課程修了(Ph.D.)。早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学教授等を経て、同大学非常勤教授(Dosentti)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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