稲むらの火の男 浜口儀兵衛

中島望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065280034
ISBN 10 : 4065280036
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
224p;20

内容詳細

小5の国語の教科書(光村図書出版)に『百年後のふるさとを守る』というお話が掲載されました。主人公は、安政元年(1854年)に起きた巨大地震による津波から村人たちを救うため、稲むらに火を放って人々を高台へと導いた浜口儀兵衛です。現在もつづくヤマサ醤油のあとつぎとして育った儀兵衛は、幕末の知識人と交友を深め、ずっと先の未来まで故郷を津波から守ろうと大規模な堤防を築いたほか、医学、教育の発展にも力を尽くしました。知られざる幕末の偉人の一生を、物語のかたちで、わかりやすく伝えます。幕末の偉人の生き方から学ぶ「災害にそなえる」ということ。

目次 : 序章 ある日、突然!/ 第1章 修業時代/ 第2章 七代目「儀兵衛」/ 第3章 安政南海地震/ 第4章 百世の安堵/ 第5章 梧陵/ 終章 ア・リビング・ゴッド

【著者紹介】
中島望 : 和歌山市の生まれ。『Kの流儀』で第10回メフィスト賞を受賞。現在、ある進学塾で国語の先生をしている。かつては、空手家の高校生が学校を支配する不良グループと戦う話や、宇宙クジラを捕りにいく宇宙捕鯨船の話、怖い話ばかり集めた短編集など、現実にはありえない物語ばかり書いていたが、今回、浜口儀兵衛という実在した人物を小、中学生に知ってもらいたくて、この本を執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaharada さん

    私財を、和歌山広村の堤防工事のために使って、百世の安堵を実現した人。津波の被害にあった田んぼの年貢を納めなければならず困ってる人に、田んぼを潰してそこに堤防建てるって発想するとか眼から鱗でした。藩を当てにせず、被災直後の雇用を生み出し、私財を使って復帰にあて、百世の安堵を考えて行動する。すごい人格者だ。最後にアメリカ行けてよかった。 小泉八雲も絡んでるのがへぇーポイント。

  • こけこ さん

    実話に基づいているので、老若男女に読んで欲しいと思う。津波の恐ろしさや浜口儀兵衛さんの機転など、語り継いでいかなければならない。

  • keycoba さん

    ☆☆☆☆★

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中島望

和歌山市の生まれ。『Kの流儀』で第10回メフィスト賞を受賞。現在、ある進学塾で国語の先生をしている。かつては、空手家の高校生が学校を支配する不良グループと戦う話や、宇宙クジラを捕りにいく宇宙捕鯨船の話、怖い話ばかり集めた短編集など、現実にはありえない物語ばかり書いていたが、今回、浜口儀兵衛という実在

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