夢のあもくん

諸星大二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041117224
ISBN 10 : 4041117224
フォーマット
出版社
発売日
2022年03月30日
日本
追加情報
:
200p;21

内容詳細

毎日の隙間に何かが潜んでいる――何が?
女のサナギ、近づく給水塔、暗い穴、吸血鬼……
あもくんは子供の目で、ちゃんと見ている。
             ――萩尾望都氏、激推し!

全編コミックス初収録! 「あもくん」シリーズ第2弾、7年を経て登場。

近所の散歩道で、自宅の一室で、夢の中で――あもくん一家に、この世ならざるモノが忍び寄る。
日常のふとした隙間から染み出す、ほの暗い闇をユーモアたっぷりに描く。
諧謔と恐怖が奇妙に同居するモロホシワールド全開の一冊!
稗田礼二郎に栞と紙魚子……人気作品のキャラクターの友情(?)出演も!?

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こら さん

    諸星作品が2冊同時刊行されるとは、モロホシストにとって何という僥倖!稗田先生や栞と紙魚子もゲスト出演という心憎さ。惜しむらくは前作『あもくん』と比べて、怖さが減っていること。ギャグや落語のオチのような作品より、このシリーズはガッツリ恐怖を前面に出してほしかった。ただ、それは他の諸星作品と比べての事。この作品も唯一無二には間違いない面白さ。

  • ぐうぐう さん

    実に7年ぶりとなる『あもくん』シリーズの続刊。あもくんの周囲に起こる怪異を数ページの短さで描いた連作集だけれど、侮るなかれ、このシリーズには諸星大二郎の魅力が全て詰まっていると言っても過言ではないのだ。怪しさはもちろんのこと、その怪しさがちょっとしたことでおかしさになる展開は、まさしく諸星漫画の醍醐味。それでいて、ケラケラ笑っていると、不意にホラーになったりもするのだから油断ならない。稗田礼二郎や栞と紙魚子がゲスト出演しても、まるで違和感がないのも、これがど真ん中の諸星漫画である証しなんだよね。

  • しましまこ さん

    今回も不気味で不思議にユーモラス。しかも稗田先生に栞と紙魚子まで!ありがとうございます。まさかこの本で爆笑するとは『ムンクの女』楽しかった。

  • 内島菫 さん

    夢ではたいてい何かに追われていたりするが、あもくんもあもくんのお父さんも給水塔や奇妙な女性(?)たちやマスク等に追われている。そして少しずつ違えて、というより少しずつ差し迫ってくる感じで、繰り返す。けれども決定的瞬間は避けられ、何かが解明することもない。茜ちゃんの言う「夢は全部真実(ほんとう)なのよ」というのはつまり、理由のなさや辻褄のあわなさ、決定的で大事な瞬間のなさ、そして、唐突に何か(例えば「夢は真実」ということ)を直観すること、それらすべてはほんとうに現実にも起きているということなのだろう。

  • あさひ さん

    思った以上に面白くてやっぱり諸星大二郎先生は面白いな。同じタイミングで出た本よりこっち派です。

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人物・団体紹介

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諸星大二郎

1949年7月6日、東京都出身。1973年、「不安の立像」で商業誌デビュー。1974年、「生物都市」で第7回手塚賞を受賞。以後、数々の作品を意欲的に発表。1992年、「僕とフリオと校庭で」「異界録」で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2000年、「西遊妖猿伝」で第4回手塚治虫文化賞・マンガ大賞を

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