基本情報
内容詳細
私の人生で、もっとも死に近づいていた―。自宅で脳梗塞で倒れた私は、入院、転院、リハビリ、帰宅、転倒からの骨折、そして再入院を繰り返す。車椅子生活となりながらも、幸い利き手は動くため、私はこの闘病記を書くことができるのだ。84歳で死の間際から驚異の生還を果たした、約1年にわたる、老作家の執念の記録。
目次 : 第1部 最初のリハビリ(天井しか見えない夜/ “閣下”と呼ばれる男/ 有料の新聞ですが ほか)/ 第2部 壊れる私(かわき/ 小林という平凡な姓/ 下町の家 ほか)/ 第3部 リハビリ島奇譚(とりあえず、感じが良い/ 病院のクリスマス/ 一日のスケジュール ほか)
【著者紹介】
小林信彦 : 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kinkin さん
読了日:2023/10/14
浅香山三郎 さん
読了日:2022/06/05
Inzaghico さん
読了日:2022/02/13
すだま さん
読了日:2022/02/11
noraokapi さん
読了日:2022/04/22
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人物・団体紹介
小林信彦
1932(昭和7)年、東京・旧日本橋区米沢町(現・中央区東日本橋2丁目)に和菓子屋の長男として生れる。幼少期より、多くの舞台や映画に触れて育った。早稲田大学文学部英文科卒業後、江戸川乱歩の勧めで「宝石」に短篇小説や翻訳小説の批評を寄稿(中原弓彦名義)、「ヒッチコックマガジン」創刊編集長を務めたのち、
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