CD

Klavier Feuer

Wolfgang Dauner (ウォルフガングダウナー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AS060
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

その後も録音に付き合ったウエーバーはともかく、ここではFMP系フリージャズ突入前のピエール・ファーヴルのキッチュなドラミングが“可笑しい”。1967年3月という録音年から突き詰めれば、ダウナーにとってはこの年は当り年で、本作ではやや時流に乗った選曲が目立つが、他流試合では『Jean-Luc Ponty / Sunday Walk』、本人名義では、名盤『Action』が5月2日に録音されている。さらに『George Gruntz: Noon In Tunisia』に6月2,3日、
『Joki Freund Quintett / Harald Leipnitz』に7月3,4日に参加している。当り年なのだ。この間、1962年の『Yogi Jazz』から、ベースはウエーバーが付き合っている。したがってファーヴルがこの作品の鍵なのだ。
収録曲は所謂ジャズのスタンダード・ナンバーでなく、この当時のヒット曲が散りばめられており、そうした意味では「時代の音楽」であることは確かだろう。
ファーブル90年代後半まではパーカッシブなアンサンブルでの演奏など常にクリエイティブな演奏を続けていった優れたドラマー&パーカッショニストであり、バルネ・ウィラン参加の伊CBSへのフランコ・チェリの作品での演奏と共に初期のファーブルの貴重な演奏が楽しめる作品となっている。
さて、今回の世界初CD作品化に際して、ドイツCBSのマスターテープから“ミックスダウン”をやり直し制作された。マスタリングを担当したのは以前「ミハエル・ナウラ」のりミックスを担当したウィルヘルム・マケイ氏である。今でも売れ続けるドイツ・カルトジャズの超人気盤『European Jazz Sounds』と同等の現代的なサウンドでCD化された。

Wolfgang Dauner (p) Eberhard Weber (b) Pierre Favre (ds) Recorded March 1967

収録曲   

  • 01. What Now My Love
  • 02. These Boots Are Made For Walking
  • 03. A Man And Woman
  • 04. Merry-Go-Round
  • 05. Yesterday
  • 06. The Shadow Of Your Smile
  • 07. Michelle
  • 08. Noa Noa
  • 09. Watermelon Man
  • 10. Girl From Ipanema
  • 11. A Hard Day's Night
  • 12. Typically English

ユーザーレビュー

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