ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲全集 M.ショスタコーヴィチ&プラハ交響楽団(10CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU3890
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ショスタコーヴィチ:交響曲全集(10CD)
マキシム・ショスタコーヴィチ&プラハ交響楽団
作曲者直伝のスペシャリストによる注目のライヴ録音集


作曲者の息子マキシムがプラハ響と行なったライヴ録音による交響曲全集。なんといっても血のつながりを持つ親子というのはほかの誰にも真似の出来ない強み。生まれた時から父親の作品に身近に接してきたマキシムを、その解釈においてもっとも信頼できる権威のひとつとするのは異論の余地のないところです。交響曲では第15番の初演を手がけ、チェロ協奏曲集(SU3414)などのアルバムを作り上げてきた数々の実績がこれを物語っています。
 けれども不思議といえば不思議なこともあるものです。肝心の交響曲の録音については、わずかにロンドン響やソヴィエト国立響などと散発的に残しているのみで、ここに至るまで単独のオケで全曲が揃うことはかないませんでした。
 こうした状況の中で、足掛け10年の歳月をかけてようやく完成した当セットの存在意義はきわめて大きいといえます。しかもここではオケが指揮者と90年代前半から親密な結びつきを深めているプラハ響であることや、既出の4曲がいずれも高い評価を得ていたことからも演奏内容への期待度も高まります。
 さらに音質面にも万全の配慮で、全集化にあたり既出の内容も含めて2006年に最新のリマスタリングを施しています。(キングインターナショナル)

ショスタコーヴィチ:交響曲全集
Disc1
● 交響曲第1番へ短調 op.10
● 交響曲第12番ニ短調 op.112『1917年』
Disc2
● 交響曲第2番ロ長調 op.14『10月革命に捧ぐ』
● 交響曲第10番ホ短調 op.93
Disc3
● 交響曲第3番変ホ長調 op.20『メーデー』
● 交響曲第14番ト短調 op.135『死者の歌』
Disc4
● 交響曲第4番ハ短調 op.43
Disc5
● 交響曲第5番ニ短調 op.47
● 交響曲第9番変ホ長調 op.70
Disc6
● 交響曲第6番ロ短調 op.54
● 交響曲第15番イ長調 op.141
Disc7
● 交響曲第7番ハ長調 op.60『レニングラード』
Disc8
● 交響曲第8番ハ短調 op.65
Disc9
● 交響曲第11番ト短調 op.103『1905年』
Disc10
● 交響曲第13番変ロ短調 op.113『バビ・ヤール』

 プラハ・フィルハーモニック合唱団(第2番、第3番)
 ぺテル・ミクラーシュ(Bs)(第13番)
 プラハ・フィルハーモニック合唱団男声陣(第13番)
 キューン混声合唱団男声陣(第13番)
 マリーナ・シャグチ(S)(第14番)
 ミハイル・リソフ(Bs)(第14番)
 プラハ交響楽団
 マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮)

 録音
 第4番 1998年2月3-4日
 第6番 1999年3月2日
 第1番、第9番 1999年11月30日&12月1日
 第14番 1999年12月7-8日
 第7番 2002年2月27日
 第8番 2003年4月7-8日
 第2番 2005年12月6-7日
 第3番、第11番 2006年2月28日&3月1日
 第12番、第15番 2006年3月8-9日

 以上、プラハ市庁舎スメタナ・ホールにおけるライヴ

 第13番 1995年2月1日
 第5番 1996年11月13日

 以上、プラハ、ルドルフィヌムにおけるライヴ

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Schostakowitsch, Maxim - Sinfonie Nr. 1 F-moll Op.
  • 02. 1. Allegretto - Allegro Non Troppo
  • 03. 2. Allegro
  • 04. 3. Lento -
  • 05. 4. Allegro Molto
  • 06. Schostakowitsch, Maxim - Sinfonie Nr. 12 D-moll Op
  • 07. 1. Revolutionary Petrograd: Moderato - Allegro -
  • 08. 2. Razliv: Adagio - Allegro -
  • 09. 3. Aurora: L'istesso Tempo - Allegro -
  • 10. 4. The Dawn Of Humanity: L'istesso Tempo

ディスク   2

  • 01. Schostakowitsch, Maxim - Sinfonie Nr. 2 H-dur Op.
  • 02. Schostakowitsch, Maxim - Sinfonie Nr. 10 E-moll Op
  • 03. 1. Moderato
  • 04. 2. Allegro
  • 05. 3. Allegretto
  • 06. Schostakowitsch, Maxim - 4. Andante - Allegro

すべての収録曲を見る >

総合評価

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5番と13番は素晴らしい名演。他は凡演かそ...

投稿日:2011/01/08 (土)

5番と13番は素晴らしい名演。他は凡演かそれ以下。その為にこの値段を払えるかどうかがポイントとなる。僕は払う価値はあると思うが、名演の5番の4楽章で編集ミスがあるので評価は低め。

ふらんこ さん | 不明 | 不明

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オケが非力だし(というかチェコ〜スロヴァ...

投稿日:2010/05/18 (火)

オケが非力だし(というかチェコ〜スロヴァキアのオケは全般的に素朴な音を出すせいかもしれません)、ライヴのため完成度はあまり高くない(ショルティ=シカゴSOとは対極の演奏)のですが、テンポやバランスが一般的な演奏と異なるところが多く、それが反って味があるように感じます。曲の解釈は、パパ・タコからの直伝ですから、本人の解釈がそれとあまり違わなければ、パパ・タコが望んでいた音なんですかね〜? 購入して満足しています。

Human@TheEarth さん | 静岡県 | 不明

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ショスタコーヴィチの交響曲というと、冷徹...

投稿日:2006/12/02 (土)

ショスタコーヴィチの交響曲というと、冷徹で過酷なソビエトを感じさせるような演奏が多い中、マキシムの演奏は音楽的で暖かみを感じさせるものです。ショスタコーヴィチにアレルギーを感じている方に是非おすすめです。

 tty さん | 大阪 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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