失われた町

三崎亜記

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087748307
ISBN 10 : 4087748308
フォーマット
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
20cm,428p

内容詳細

30年に一度起こる町の「消滅」。忽然と「失われる」住民たち。喪失を抱えて「日常」を生きる残された人々の悲しみ、そして願いとは…。「となり町戦争」の三崎亜記が遂に本領発揮、デビュー後初の長編。

【著者紹介】
三崎亜記 : 1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2005年『となり町戦争』(第17回小説すばる新人賞受賞作)でデビュー。福岡県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    町の消滅に関わった人々の人生を 描いた作品である。 汚染された町と人々の消滅… 失われた人への想いが哀切に描かれる。 エピソード毎の視点の切り替えが ゆっくり 一つの物語へと繋がっていく。 消滅の真実がなかなかわからない、 もどかしさはあるが、喪失の哀しみを丁寧に描いている…そんな作品だった。

  • ALATA さん

    今夜、月ヶ瀬は失われる。町の意志によって残るもの、消えるもの、消滅に抗って孫の面倒をみていたい…こんなストーリーは哀しい。このやるせない運命を粛々と受け入れることはあまり納得できないなぁ。終章の「エピローグでありプロローグでもある」ということは続きもあるの?★2※ウィルスミスの「アイ・アム・レジェンド」のような物語と思って読んでみたら、謎が謎のままで終わってしまった、トホホ。

  • ミロリ さん

    難しかった。町の消滅や分離についてもっと知りたい……分かりにくく消化不良。別冊でそれ専用の解説みたいなものがあっても良いくらい。町の消滅について直接的に迫るエピソードは興味があって面白かったけれど 町とはかけ離れたような音楽関連の部分はイマイチだった。 登場人物が多い割に混乱せず楽に読めたのは良かったと思う。愛着が湧いてきたころに過去形で死を知らさせるのはちょっと切なかった。 ペンション『風待ち亭』と由佳×勇治の話がお気に入り^^ 曖昧にこの世から去るより 死因をもらえる去り方をしたい。

  • kishikan さん

    バスジャック、となり町戦争に続く三作目、だんだん文章にシャープさ奥行きが出てきていると思う。良い作品。

  • ラグエル さん

    実は読んでいる途中です。読み終わっていません。でも、思わず書き込みしてしまいました。つらい。つらすぎる。読むのに、すごいエネルギーを使う。考えさせられて、止まらない。同じところを何度も行ったり来たりしている。ここには、福島や、宮城や、岩手で起こっていることと同じようなことが起こっている。被災者には、これは読めない。つらすぎる。そうでない方々、読んでください。読み直してください。そして、想像してください。これはフィクションであるにもかかわらず、ドキュメンタリーや報道にはない、現実が、書いてあります。感じて。

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三崎亜記

1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年、『となり町戦争』で第17回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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