歌集 自由 現代歌人シリーズ

大口玲子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863854352
ISBN 10 : 4863854358
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
165p;19

内容詳細

目次 : 二〇一八(先端/ 二十五ノット/ 山公園 ほか)/ 二〇一九(黒き桜/ 新しき船/ 麦茶 ほか)/ 二〇二〇(十三級/ 自由/ うさぎとマスク ほか)

【著者紹介】
大口玲子 : 1969年東京都大田区生まれ。歌誌「心の花」所属。早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。中国長春市、東京や仙台市や福島市で日本語教師をつとめる。1998年、「ナショナリズムの夕立」で第44回角川短歌賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • わいほす(noririn_papa) さん

    第7歌集。都城市での2018年から3年間の日常を短歌で綴る。震災体験後、原発訴訟、死刑囚との対話など硬派な部分と観光や母としての心情など様々な歌があるが、カトリック信者としてのビッグイベントは教皇来日であろう。長崎球場アリーナ席での連歌にミサの圧倒的高揚感が伝わってくる。本のタイトルにもなった「自由」の章では、不登校の息子に「学校に行かなくてもよいが勉強はすべしと思ふ 自由のために」と詠んだ次の一首に「生きのびる自由を捨てて餓死刑を選びしコルベ神父の自由」があり、著者の思う「自由」の重さと覚悟が見える。

  • yumicomachi さん

    キリスト者として深く思考し行動する著者第七歌集。原発をめぐる裁判に原告として参加する一連があり〈にんげんがメモをとりつつ聞くべきは椿の陳述 椿の夜に〉死刑を求刑された人の面会に行く一連があり〈殺された子どもがわが子だつたらと思ひ迷ひて選ぶカステラ〉不登校になったわが子を見つめる歌群がある〈学校に行かなくてもよいが勉強はすべしと思ふ 自由のために〉。ほか来日した教皇のミサや所謂コロナ禍などさまざまなテーマが骨太に詠まれている。読者に人間にとって自由とは何なのか考えさせる力のある歌集だ。2020年12月刊。

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大口玲子

1969年東京都大田区生まれ。歌誌「心の花」所属。早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。中国長春市、東京や仙台市や福島市で日本語教師をつとめる。1998年、「ナショナリズムの夕立」で第44回角川短歌賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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