諸子百家 角川ソフィア文庫

渡辺精一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044005689
ISBN 10 : 4044005680
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
368p;16

内容詳細

孔子、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子…乱世の古代中国に現れた多数の思想家は、諸子百家と呼ばれる。各地の王侯に自らの主張を説き、弟子を従えて熱弁を振るった。東洋全域に大きな影響を与え続け、現代においても人気は衰えない。彼らに共通するのは、あくまで誠実であること、そして根底にある人間愛だった。時代を超えて人々を魅了し続ける個性的な思想を読み解き、人柄から見えてくる思想の本質を解き明かす。

目次 : 諸子百家以前―天の思想/ 孔子の思想/ 老子の思想/ 荘子の思想/ 孟子の思想/ 荀子の思想/ 韓非子の思想/ 孫子の思想/ 百家小伝(墨子、管子、恵施、公孫竜子、蘇秦、張儀、商鞅、申不害、李斯、楊朱、呉子)

【著者紹介】
渡辺精一 : 1953年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師、早稲田大学エクステンションセンター講師として、中国史や中国文学の分野で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しげ さん

    当然の事として時の覇者と深い繋がりを持ちながら学者として確立して行く中で、認められる時も有れば、疎ましがられ追われる事も有りと…「皆んな悩んで大きくなった…」何処かで聞いた言葉だが、どんなに偉大と言われる先生でも、人に対して苦しみ、悩み、揉めたり、諦めたり、和解したり、と改めて思い知らされる。それらが試行錯誤に繋がり、やがて磨かれて「教え」となり、前へ進む「勇気と覚悟」の指標、標となって行くのだなぁ…と、当たり前だが面白い。

  • ハルト さん

    読了:◎ 孔子、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子。春秋戦国時代の古代中国に花開いた「諸子百家」。彼らの思想が簡潔に、分かりやすく砕かれてまとめられている。各思想家たちに共通するのは、人間愛とのこと。そのテーマに沿って読むと、思想の奈辺が掴みやすいかもしれない。ほかに他の思想家に触れた「百家小伝」も収録。ただ参考文献がなかったのが残念。内容が想像していたより砕かれいたので、これを機に原本も読んでみたいなあ。あと史記も読んでみたい。

  • 大先生 さん

    孔子、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子…諸子百家は、いずれの立場でも根底に深い「人間愛」があった!という視点が私には新鮮でした。えっ孫子も?と疑問に思いましたが、確かに孫子もなるべく戦いを避けようとしていましたね。思想内容は違えども、それぞれの立場から平和をもたらそうとしていたんですね。納得。「諸子百家以前ー天の思想」から説明してくれる親切な本でした。「はじめに」も素晴らしい!

  • 蕎麦 さん

    諸子百家について勉強したい!と思い立った突発的なニーズにバッチリマッチした。ありがとうございます。ところどころわかりづらい箇所があったけど、、、日本の戦乱時代には諸子百家のような論客、哲学者が生まれなかったのは何故なのか。鎌倉仏教がそれにあたるのかしら。それにしても中国文明の奥深さよ。より中国史に興味を持った。あと、司馬遷凄すぎでしょ、、、

  • いけだ さん

    孔子・老子→孟子→荀子→韓非子→孫子とだんだん現実的で具体的な思想になっていく印象。 これは、私の個人的な解釈だけど 儒教と道教は正反対とよく聞くが、視点の規模が大きく違うんじゃないかな。 人類は常に進化を目指し、その過程で摩擦が生じ戦争や革命が起きるが、何万年もそれを繰り返した先に いつか人類は、はっと気づくのかもしれない。 原始時代のような暮らしが1番平和だったと。 道教はそんなかなり先のことを言っているのかも。 だから現実とマッチせず浮世離れしているように見えるのかもしれないと思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

渡辺精一

1953年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師、早稲田大学エクステンションセンター講師として、中国史や中国文学の分野で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品