月の満ち欠け 岩波文庫的

佐藤正午

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000014113
ISBN 10 : 4000014110
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
410p;15

内容詳細

あたしは、月のように死んで、生まれ変わる―この七歳の娘が、いまは亡き我が子?いまは亡き妻?いまは亡き恋人?そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく、この数奇なる愛の軌跡。第157回直木賞受賞作。

【著者紹介】
佐藤正午 : 1955年8月25日、長崎県佐世保市生まれ。北海道大学文学部中退。1983年、『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞。2015年『鳩の撃退法』(小学館、2014年)で第6回山田風太郎賞を受賞。2017年、『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あきら さん

    鳩の撃退方法でファンになり、読みました。 超面白かったです。 小説という娯楽を存分に楽しませてくれます。 超おすすめです。

  • やいっち さん

    最後は退屈で流してしまった。肌合いが合わない。伊坂幸太郎ら作家陣も称賛するのだから、優れた作品なのだろう。  だが、推理小説に限らず、「月のように死んで,生まれ変わる」というから輪廻転生なのだろうか、こういった純粋小説からは食み出す意匠を採り入れる作品の通弊として、人間探求の切っ先の鋭さが撓んでしまう気がしてしまう。  書き手として小細工に神経が奪われていると感じる。直木賞なら泥臭くてももっと人間味を描いてほしかった。

  • KAZOO さん

    はじめての作家さんの小説ですが、久しぶりに日本文学での恋愛小説を読むことができました。読んでいて昔かなりはまった福永武彦の小説を思い出しました。輪廻転生のような感じの物語で読んでいてかなり引き込まれてしまいました。この作家の小説を少し読んでみようかなという気持ちになりました。

  • hide さん

    今まで味わったことのないテイストの小説で、期待以上に面白かったです。輪廻転生を描こうとすると、妙に宗教的になったり、ファンタジーになったりしそうだけど、そんな感じは全く無く、瑠璃の関連性も絶妙と思いました。時系列の記述でないのも読みにくいようで実はテイストとして効いているのでしょう。どっぷり深みにはまらず、含みを残した終わり方、これも良かったです。私の中では近年まれに見る良作でした。

  • Makoto Yamamoto さん

    2017年直木賞作品で、読み始めて再読と気が付いた。輪廻転生よりもっと興味深いテーマで、すでに出版されている「前世を記憶する子どもたち」がキーとなっている。 深い愛情を持った瑠璃だけでなく梢も。。。 小山内のその後が気になった。

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佐藤正午

1955年長崎県生まれ。’83年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞受賞。2015年『鳩の撃退法』で第6回山田風太郎賞受賞。’17年『月の満ち欠け』で第157回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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