ヴァインベルグ(1919-1996)

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CD 輸入盤

交響曲第21番『カディッシュ』、第2番 ミルガ・グラジニーテ=ティーラ&バーミンガム市交響楽団、クレメラータ・バルティカ、ギドン・クレーメル、他(2CD)

ヴァインベルグ(1919-1996)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4836566
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


創立120年のドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ初の女性指揮者

その活動的なエネルギーと芸術的洞察力が評価されたミルガ・グラジニーテ=ティーラは新たに専属アーティストとしてドイツ・グラモフォンに新鮮な芸術の視点を取り込みます。このリトアニア出身のバーミンガム市交響楽団音楽監督はイエロー・レーベルに創立120年で初めての女性指揮者として参加します。
 ミルガ・グラジニーテ=ティーラは1986年にリトアニアのヴィリニュスで生まれ、グラーツ芸術大学卒業後、ライプツィヒ、ボローニャ、チューリッヒでも学びました。2012年から13年のシーズンにグスターヴォ・ドゥダメル・フェローに選ばれ、その後アシスタント指揮者を務め、2016年から17年のシーズンには副指揮者を務めました。CD2枚組。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ヴァインベルグ:
● 交響曲第2番 Op.30


 クレメラータ・バルティカ
 ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(指揮)

 録音時期:2018年12月7-9日
 録音場所:リトアニア、ヴィリニュス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc2
● 交響曲第21番 Op.152『カディッシュ』


 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 Freddie Jemison(ボーイ・ソプラノ)
 Maria Makeeva(ソプラノ)
 クレメラータ・バルティカ
 バーミンガム市交響楽団
 ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(指揮)

 録音時期:2018年11月24-26日
 録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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ミルガ・グラジニーテ=ティーラのデビュー...

投稿日:2022/01/07 (金)

ミルガ・グラジニーテ=ティーラのデビュー・アルバムである。曲目はヴァインベルグの交響曲第2番と第21番「カディッシュ」だが、この作曲家は初めて聴く。 第2番は弦楽オケ用の作品で、クレメラータ・バルティカの演奏。この楽団も初めて聴くが、アンサンブル能力が非常に高く、特に第3楽章が聴きもの。 第21番の「カディッシュ」だが、このネーミングは、バーンスタインの交響曲にも同じものがあり、調べてみたらユダヤ教の祈りの歌とのこと。ヴァインベルグはユダヤ人らしいので合点がいく。この交響曲は、第2番と違ってオーケストレーションからいっても充実しているし、最終楽章には声楽も入り、物語性があると思った。オケはバーミンガム市響で、さすがに上手い。指揮者については、この選曲ではコメントが難しいが、デビュー・アルバムにこの選曲を持って来ること自体、只者ではない予感はある。今後のリリースに期待したい。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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話題の女性指揮者、ミルガ・グラジニーテ=...

投稿日:2019/05/26 (日)

話題の女性指揮者、ミルガ・グラジニーテ=ティーラの(協奏曲の伴奏を除けば)初録音。イエロー・レーベルからのデビューとなったが、彼の「白鳥の歌」と言うべき重要作ながらめぼしい録音がなかったヴァインベルク(今年が生誕百周年でもある)の交響曲第21番『カディッシュ』が選ばれており、慎重に準備されたデビューという印象を受ける。この曲の最初のCDが出た時、私は曲自体も「芸がなさ過ぎる」という旨の批判を書いたが、この演奏は曲の「芸のなさ」を完全に逆手にとっている。ほとんどポリフォニーもない、コントラスト付けのための速い部分を除けば緩徐な楽想が延々と続く曲をきわめて繊細に、心を込めて歌っている。ちょうどアルヴォ・ペルトの音楽のようなアプローチ。こういうやり方で曲に近づくためには不可欠だったのだろう。バーミンガム市交響楽団にクレメラータ・バルティカが加わり、ギドン・クレーメルもヴァイオリンのソロ・パートを担当している。最終楽章のソプラノ・ソロ(歌詞のないヴォカリーズ)はリーフレットには指揮者自身の名がクレジットされているが、さすがにこれは間違いではないか。HMVの[収録情報]通り、ボーイソプラノとソプラノに分担させているように聴こえる。ショパン、マーラー、自作ほか多数の引用を含む交響曲。 一方、第21番の半世紀近く前の交響曲第2番は遥かに普通の新古典派の音楽だが、同じ弦楽のための交響曲でも名作第10番のようにはがっちり書かれておらず、そのナイーヴさがなかなか厄介な作品。こちらも大変美しい。 

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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