CD 輸入盤

Band Of Gypsys -Remaster

Jimi Hendrix (ジミ・ヘンドリックス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93446
組み枚数
:
1
レーベル
:
オリジナル盤発売年
:
1970
フォーマット
:
CD

商品説明

A touchstone for blues, funk, fusion and rock, Band of Gypsy's captured Hendrix's transition from pop phenomenon to new unchartered territories. Upon it's release in 1970, Band of Gypsy's earned the guitarist his 5th consecutive Billboard Top 10 album; 2nd only in sales to Are You Experienced, the LP peaked at #5. This release (the 1st fully authorized Hendrix family edition) features all new remastering from the original tapes and new 24-page full-color booklet with added liner notes.

収録曲   

  • 01. Who Knows (09:32)
  • 02. Machine Gun (12:33)
  • 03. Changes (05:10)
  • 04. Power to Love (06:53)
  • 05. Message of Love (05:22)
  • 06. We Gotta Live Together (05:46)

総合評価

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…1969年12月31日から1970年1月1日にかけて...

投稿日:2017/10/30 (月)

…1969年12月31日から1970年1月1日にかけて行われた年越ライブ公演、 での演奏を収録したライブ盤アルバム全6曲正味45分… Jimi Hendrix(ジミィ・ヘンドリクス/1942-1970) は、1970年9月にロンドンで、27歳で、 寝てる間の自分の嘔吐物での窒息死、で死んでしまうので… コンピレーションやベスト盤等じゃないモノでは、 コレが、生前最後のアルバム。 (まぁ、この人物に関しては、死後40年以上経っても未だに出て来る未公開音源 のCDが発売されたりとか、生前よりも死んでからのほうが、 山ほどアルバムが発売されてるっぽいけど…) …余談というか… このジミィ・ヘンドリクスというミュージシャンは、 まぁ、自分が生まれる前に若くして亡くなっている伝説のミュージシャンだ、 ってこともあり、個人的にはずっと、 有名人だから名前を色々な場所で耳にすることはあるけど、 具体的にレコードやCDで曲を聴いたことは無い、 そういう意味では、ほとんど自分には縁のない人だったんだけど… ここ数年で、少し… 2015年5月に観に行った映画 『Jimi: All Is by My Side』(2013/邦題:JIMI 栄光への軌跡) を観て、人生ドラマ的な、 そっちの観点から少し興味が湧いたり… あと、 毎週聴いているNPRのAlt.LatinoにゲストDJとして登場した ラテンアメリカ系のミュージシャン、例えば、 去年2016年10月中旬頃の放送回 「Love For The Lead Guitar: Guest DJ Eljuri」 で、エクアドル生まれNY市育ちで、 中東レバノンのルーツも持つシンガーソングライターでギタリスト Eljuri(エルフーリ) が影響を受けた楽曲の内の1曲として、 「Electric Ladyland」(1968)の収録曲「Crosstown Traffic」 が挙げられて放送内で流れたり、 他にも、今年2017年6月上旬の放送… 1960〜1970年代のレトロなラテン音楽要素を、 クリエイティヴに現代に蘇らせよう、という感じのLAの4人組バンド Chicano Batman(チカーノ・バットマン) の各メンバーが影響を受けた楽曲を紹介する特集放送回 「Guest DJ: Chicano Batman’s Musical DNA」 では、その中の1曲に、 このアルバム「Band of Gypsys」の収録曲「Machine Gun」 が含まれていたり、 っていうことで…その、自分が子供の頃から40過ぎになる今までは、 名前は聴いたことあるけど、身近には曲を聴く縁のないミュージシャン、 だったけれど、 個人的には2010年以降によく聴くようになった、 ラテンアメリカ系の楽曲の、 21世紀以降になってからの今活躍している若いミュージシャンやバンド、 の人達が、彼らが影響を受けた音楽として、 …ジミィ・ヘンドリクスは黒人だけどラテンアメリカ系ではない、 そういうミュージシャンだけど… 上述のようにジミィ・ヘンドリクスの楽曲を挙げているのを耳にして、 じゃあ、自分もちょっと、 聴いてみようかな…という感じで興味が湧いて… 今回、この「Band of Gypsys」を入手し、 全6曲正味45分を、この1ヶ月間実際に聴いてみて… …自分は、ここ数年は、ラテンアメリカ系アーティストの楽曲に興味を抱いて、 聴いていることが多かったこともあって、 ギターよりも、ドラムスやパーカッションの打楽器音とか、 またはギターよりも、 ベイスの奏でてる音の部分に聴く時の意識が集中していることが多かったり、 もするんだけど、今回のこのアルバムは、 ギタリストであるジミィ・ヘンドリクスが主役のライブアルバムなんで、 ギター音を軸に聴いてみると、 まぁ、色々と凄いな、という感じもするけれど、 ギターの名手って意味では、 個人的には去年今年と、サンタナのアルバムにわりと縁があって、 あれこれ聴いていたので、 それほど、驚愕するほどの驚きってほどでは、なかったかな、 と…ただ、 コレがジミィ・ヘンドリクスの奏でる音楽の空気感か、 という雰囲気はよく伝わって来るライブ盤で、色々と面白いな、 と感じながら楽しめたのが、 よかったなという印象…それと結局、聴いてみて、 ジミィ・ヘンドリクスのギターは凄いけれど、 楽曲としてはソレだけで成立はしなくて、このライブ盤の楽曲であれば、 支えるベイス音やドラムスのビート音等があってこその、 自由に弾けまくるギター演奏が際立つ楽曲として成立しているんだな、 というのが分かったりで… そういう意味では、 エレキギターのJimi Hendrix、 ベイスギターのBilly Cox、 ドラムスのBuddy Miles、 という3人とも全員が主役だよな…と思ったり…実際に、 ギターメインで聴いても、 ベイスの音をメインで聴いても、 ドラムスの音をメインで聴いても、夫々違った面白さや楽しみを、 味わえるな…みたいな…で、その内に、 聴き慣れてくると3種の楽器音全てに意識を置きながら聴いてみた際に、 エレキギターとベイスとドラムスの音のバランスというか、 パワーバランスがいい感じで拮抗して調和しているんだな、と改めて気付いたり… そんな感じで、 10回20回30回と繰り返し聴いていても、飽きがこないな… とも思ったり…まぁ、そう思えるってこと自体、 コレが名盤アルバムである、ってことの証明でもあるのかな…。 そんなこんなで、 収録曲は6曲ともどれも、いい感じの曲だなと思うけれど、 個人的に印象深かったのはやはり、 1曲目「Who Knows」と2曲目「Machine Gun」かな…残りの4曲は、 5分から7分弱くらいの曲なのに対して、 最初の2曲は、正味9分半と12分半ほどある長い曲なんだけど、 でも、何故か、音を聴いていると、ぐいぐいと惹き込まれて曲の最後まで、 時を忘れて聴き込んでしまう、 単純な繰り返し音と複雑に弾ける音とが渾然一体となっていて、聴いていると、 癖になるような…そんな魅力があって、 全然、正味9分半とか12分半とかの時間を長く感じさせない、 というのは高い技量とセンスがあればこそなのかな、 っていう、その点が印象深かったな、 と。 で、そんなふうに、 純粋に曲だけを単純に味わって楽しむことも可能だけど、一方で、 既に伝説と化してる有名人物なので… 軍隊時代に知り合った仲間とバンドを結成して、 1963年秋頃から音楽活動を開始したジミィ・ヘンドリクスは、 自身のバンド活動の傍ら、 色々な有名ミュージシャン達のサイドマンとしても演奏していたけれど、 1966年時点では世間的にはまだ無名で、 1967年に一気にスターダムにのし上がった…けれど、 その3年後には死んでしまった… 太く短く、ほんの数年間、激しく火花を散らして輝いて、 あっけなく散って行った… そんなミュージシャンの、1970年1月1日のライブ音源なんだな、 と思って聴くと、 また別の感じ方というか…色々と彼の人生や人間の人生について、 想いを馳せながら聴く、という楽しみ方も、 ありかな、と思ったり。 彼の人生ってことだと、2010年11月下旬にNPRのニュースで、 「Unreleased Material From Jimi Hendrix Reflects A Life Of Music And Money Woes」 というのを偶々聴いて、ソレは、 「West Coast Seattle Boy: The Jimi Hendrix Anthology」 というコンピレーションのBoxセットが発売された際に、 死後40年経っても未だに出て来るJimi Hendrixの未公開音源CDに見る、 ジミィ・ヘンドリクスに纏わる、 音楽創作活動(音楽的遺産)と金銭絡みのごたごた、の系譜… みたいな内容のニュースで…へぇ、と思いながら聴いて、 今思えば、その頃から、自分は少しずつジミィ・ヘンドリクスのことが、 心のどこかで気になっていて…で、 この2、3年で、遂にCDを買って聴く縁が巡って来て、 今回入手して聴くに至った、 という感じなのかな… ともかく、 今後も、末永く繰り返し聴いて楽しめそうなんで、 今回入手した甲斐は十分あったと満足しているし、あと、 コレが、個人的には、そこそこ気に入ったんで、 コレの1つ前のアルバム「Electric Ladyland」(1968)も、 今度入手して、聴いてみたいな、 と…今は、そんな感じです。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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リアルタイムで聴いていた。このアルバムも...

投稿日:2013/03/24 (日)

リアルタイムで聴いていた。このアルバムもよく聴いたな? たしか、このアルバムのメンバーは全て黒人だったと思う。だからなのか、少しファンキーでソウルフルな音になっているね。いつものジミヘンのライブとちょっと違う。でも、ジミのギターは最高!是非、聴いて!

pekopapa さん | 埼玉県 | 不明

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ハッキリ言えば楽曲としては明らかに未成熟...

投稿日:2007/02/21 (水)

ハッキリ言えば楽曲としては明らかに未成熟で洗練とは程遠いライブ盤ではある しかし完成されていない所にこそ本作の真の魅力がありジミのマグマの様に湧き出る底が見えない才能を感じさせる原石としての恐ろしいまでのポテンシャルがある この粗さ!!このテンション!!渋すぎる!!!

ロックマニア さん | 不明

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人物・団体紹介

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Jimi Hendrix

その短いキャリアの中でロック・ミュージックにおけるギタープレイの革命を起こしたジミ・ヘンドリックスは、現在もなお「伝説」として語り継がれている。またジミは、イノヴェイティヴな音楽を遺した業績は勿論のこと、そのどこか音楽の殉教者といえるような悲劇的な佇まいから、ひょっとしたらロック史において最も「天才」という言葉が似合うアーティストと言えるかもしれない。

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