Bright Lights

"パンク／NWの嵐が吹き荒れた1977年、ボストンにも4人の怒れる若者がいた。今、そのすべてが明らかになる!!
70年代末に“シラキュースの怒れる若者たち”と異名を取り、ラモーンズ、ブロンディ、パーリー・ブラザーズ等と共にUSパンク・シーンの一翼を担った4人組、フラッシュキューブスのアンソロジー・アルバムが遂にリリースされます。
フラッシュキューブスはゲイリー・フレナイ、ポール・アームストロング、アーティ・レニン、トミー・アレンからなる4人組で、77年にボストンのインディー・レーベル、ノースサイドよりシングル「クリスティ・ガール」でデビュー。その後も、ラモーンズ、ランナウェイズ、ロマンティックス、ナーヴァス・イーターズ、ブロンディ、チープ・トリック、元ラズベリーズのウォーリー・ブライソンが率いていたタトゥー、ポリス、ジャム等と共演するなど、ニューヨークのライヴ・シーンで大きな注目を集めました。99年にセカンドシングル「ウェイト・ティル・ネクスト・ウィーク」をリリースした後、グループは解散しますが、彼らの残した音源は、ボンプ・レコードの『ウェイヴス』やライノがリリースしたパワー・ポップのコンピ『カム・アウト・アンド・プレイ』、ビッグ・ディールの『イエロー・ピルズ VOL.1』などの編集盤に収録されるなど、現在でも人気があります。今回、エアー・メイル・レコーディングスからリリースする本アルバムは、ファースト・アルバムとしてリリースする予定だった未発表曲を含む彼らのコンプリート・コレクションです。
●ラズベリーズの音楽的意志を受け継ぎ、さらにパンクのフィルターを通過したバンドが70年代後半のアメリカ全土で見受けられたが、このフラッシュキューブスはトップクラスに属すだろう。同じ州でもニューヨーク・シティとは比較にならない程ローカルな北部のシラキュースで、こんなイカした連中が地元のシーンを賑わしていたのだ。
― 関口弘 ―


フロンティアの体熱とパンクのエッジを持ったリアル・パワーロック。フラッシュキューブスは本物中の本物。スタートから一流なのだ。
― FIRESTARTER／杉山アキラ(FIFI) ―


ニューヨーク州シュラキュースに埋もれていた「財宝」。本人たちによる20年の熟成を経て今全貌が明らかになった。2001年まで生きててよかったよ。
―中上マサオー


もう随分前になるけど中古レコード屋にあったある安いブツのジャケ見た瞬間あやし
いと思った。それが、彼等の2ND SINGLEで、それを実際聴いた僕の今も血となり肉と
なっていると思う。そのシングルのインナーにあったこの言葉も、よかった。Rockn'
Roll extra power and inteligence!
−FIRST ALERT／今井一弘―


聴く度に興奮を禁じえないパワーポップ。最高！！
―Treeberrys／稲垣―


アルバムも存在せず、当時リリースされたシングルさえも現在は高値を呼んでいるフラッシュキューブスの作品がCDで楽しめるなんて快挙だ!! パンクの破壊力とパワーポップのメロディの良さを掛け合わせそのサウンドはまさに唯一無二。心して聴け!!
―JET BOYS／オノチン―

貧乏な若いパンクス諸君、貸ビデオ屋でアダルトビデオ借りるお金があったらこのアルバムを聴きなさい。オナニーするより1000倍気持ちいいサウンドが楽しめる。　
―イノマー ―

01. It's You Tonight
02. Christi Girl
03. Beverly
04. She's Leaving
05. Angry young Man
06. Wait Till Next Week
07. Sold Your Heart
08. You're Not The Police
09. Taking Inventory
10. No Promise
11. Gone Too Far
12. Misunderstanding
13. Girl From Germany
14. She's Not The Girl
15. Muscle Beach
16. I Won't Wait Another Night
17. I Wanna Stay All Night
18. Walking Through The Park
19. My Little Angel
20. Fourth of July
21. Got No Mind (live version)


members:
Tommy Allen - drums
Paul Armsttrong - guitar, vocal
Gary Frenay - bass, vocal
Arty Lenin - guitar, vocal"