チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第6番『悲愴』、『ロメオとジュリエット』 ゲルギエフ&キーロフ歌劇場管弦楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4565802
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調《悲愴》
幻想序曲《ロメオとジュリエット》

ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
サンクト・ペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団

 ゲルギエフ待望の《悲愴》がついに登場。彼のチャイコフスキーといえば、今の世に珍しい、野蛮なまでの豪快演奏が大反響を呼んだウィーン・フィルとの交響曲第5番(1998年ザルツブルグ・ライヴ)の記憶も生々しいところですが、その第5番の1年前、手兵キーロフ歌劇場管とフィンランドで収録された今回の《悲愴》も、予想通りヘヴィーで濃厚、そのドラマティックな資質を改めて印象付ける強烈な演奏となっており、ファンにはたまらない内容と言えます。
 『ロシアの低弦』の威力をまざまざと見せ付けた重厚な冒頭から、金管セクションの炸裂に仰天の展開部を経て、深い溜息を思わせるコーダまで、一遍のドラマのように描き切った第1楽章からして、この指揮者独特の隈取り濃い表情付けに驚かされます。早めのテンポで流麗に進めながらも、分厚い旋律線が身に迫る思いがする第2楽章も圧巻、第3楽章では“野人”ゲルギエフの面目躍如たる痛快なマーチを聴かせ、そして、まさに『慟哭』としかいいようのない終楽章での激烈な表現に至っては、もう言葉もありません。ゲルギエフが要求する息の長い旋律形成に万全に応えて息切れひとつみせないキーロフ歌劇場管の底知れぬスタミナも特筆ものです。カップリングの《ロメ・ジュリ》での異様なまでのヴァイタリティも聴きもの。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Peter Ilyich Tchaikovsky (1840 - 1893)
    Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
    演奏者 :

    指揮者 :
    Gergiev, Valery
    楽団  :
    Kirov Theater Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1893, Russia
    • 言語 :
    • 時間 : 47:54
    • 録音場所 : 07/1995, Mikaelli Hall, Mikkeli, Finland [Studio]
  • Peter Ilyich Tchaikovsky (1840 - 1893)
    Romeo and Juliet Overture
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Overture
    • 作曲/編集場所 : 1869/1880, Russia
    • 言語 :
    • 時間 : 20:51
    • 録音場所 : 07/1995, Mikaeli Hall, Mikkeli, Finland [Studio]

総合評価

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洗練と野性味が程よくバランスされたいい演...

投稿日:2018/11/25 (日)

洗練と野性味が程よくバランスされたいい演奏だが、第1楽章が良かったので期待して聴き進んだところ、第2楽章の変則ワルツのアイロニーと言うか悲哀が伝わらず、次のマーチもリズムや細部の仕上げが甘く弦の切れも今ひとつで迫力不足、肝心の最終楽章も繊細な描き方だが 表面的には美しいが、それを通じて心に届いてくる感情的な物が少ない。 ゲルギエフはオケの統率が巧みでカリスマ性もあり、繊細な細部の描き方とここぞの金管の迫力など才能も多彩だが、相性があまり良くないのか、心から感動させられた演奏が春祭以外にパッと出てこない。

いやみなぶらいあん さん | 神奈川県 | 不明

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ロシアのオケで感じる鋭角的な金管音の響き...

投稿日:2018/08/26 (日)

ロシアのオケで感じる鋭角的な金管音の響きもなく、オケの特色か表情も暗く重い。私の中では期待はずれ。悲愴は、カラヤンの71年録音のEMI盤(今はワーナーか)に優る演奏はないと改めて再認識した。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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素直にチャイコフスキーのメランコリックな...

投稿日:2013/05/06 (月)

素直にチャイコフスキーのメランコリックな雰囲気が感じられる演奏と思います。豪華絢爛さでマリンスキー管弦楽団の響きが西欧系の指揮者・オケと比べ何が違うのか正確にはいいずらいですが、聴いていて感性がいかにもロシア的と感じてしまうところでしようか。ロシアの冷ややかなどんよりとした垂れ下がった雲、ヒューヒューと吹く冷たい風などなど肌感覚でロシアが感じられる演奏でした。

コーキロマンハ さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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