Definitive Collection

ライオネル・リッチーのコモドアーズ時代のヒットも収録した究極のベスト・アルバム。ライオネルは、大学在学中に地元のバンド＝コモドアーズに当初はサックス奏者として加入、モータウンから74年にデビュー。やがてヴォーカリスト／ソングライターとして頭角を表し、77年にはライオネルのペンによるバラード"Easy"が全米R&Bシングル・チャートで首位を獲得、翌78年には"Three Times A Lady"がついに全米ポップ・チャートで初のNo.1を記録する。ケニー・ロジャースに提供した"Lady"や、ダイアナ・ロスとのデュエット"Endless Love"がジャンルを超えた大ヒットを記録し、ライオネルは82年コモドアーズを離脱する。その後の活躍はみなさんご存知の通り。ソロ・アルバム「Lionel Richie」、グラミー賞を受賞した83年の2ndアルバム「Can't Slow Down」と立て続けにヒットを飛ばし、ブラックミュージックという壁を越え、ポップスシーンの頂点を極めた。"Hello"や"All Night Long (All Night)"、"Say You, Say Me"といった日本人にも馴染みの深い曲はもちろん、後期復活作"Do It To Me"やヨーロッパでヒットしたダンスポップ・チューン"Angel"なども収録。特に、彼の場合、90年代以降にも良質な作品をリリースしているので機会があったら是非チェックしてみて欲しい。エンリケ・イグレシアスとのデュエット曲を含む2曲の新曲も収録した全20曲。デジタル・ニュー・リマスター。