リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

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CD 輸入盤

String Quartet, 1, 2, Etc: Arditti Q (1994)

リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SK62306
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD

収録曲   

  • 01. Allegro Grazioso
  • 02. Vivace, Capriccioso
  • 03. Adagio, Mesto
  • 04. Presto
  • 05. Two Purple Shadows
  • 06. Tempo di Valse, Moderato, Con Eleganza, un Poco Capriccioso
  • 07. Allegretto, un Poco Gioviale
  • 08. Prestissimo
  • 09. I. Allegro Nervoso
  • 10. II. Sostenuto, Molto Calmo
  • 11. III. Come un Meccanismo di Precisione
  • 12. IV. Presto Furioso, Brutale, Tumultuoso
  • 13. V. Allegro Con Delicatezza
  • 14. Balada. Andante
  • 15. Joc. Allegro Vivace
  • 16. Andante Cantabile
  • 17. Allegretto Poco Capriccioso

ユーザーレビュー

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弦楽四重奏の団体がテクニックがあるかどう...

投稿日:2010/07/28 (水)

弦楽四重奏の団体がテクニックがあるかどうか、簡単に見分ける方法があります(特に若手の団体)。リゲティの弦楽四重奏曲を録音しているかどうか。リゲティはピアノでも20世紀最強の練習曲集を書いたが、彼の弦楽四重奏曲は、まるで弦楽四重奏団のためのエチュードのようにも聴こえます。弾くためには相当なテクニックが必要で、並みのグループでは歯が立ちません。この曲集を録音できるということは、相当に技術的自信があるということです。例えば弦楽四重奏曲の最高峰ベートーヴェンの後期作品(大フーガは別ですが)は、技術的にムラがあっても、音楽になるものです。でもリゲティは駄目です。技術的なムラがあれば音楽になりません。これは一つの指標になります。ところで、批評家が良く使う「この団体にこの曲はまだ速いのではないか?」という言節。これは嘘です。弦楽四重奏団はメンバーが入れ替わります。その度に傾向が変わったり、メンバーが固定していても、急に良くなったり、逆に悪くなったり、その変遷はいろいろです。さて、この曲の定盤としてアルディッティの録音はあまりにも有名です。アルディッティはリゲティは何種類か聴くことができます。どの録音も完成度の高さに驚かされます。しかしそれぞれ表現のコンセプトは明らかに違っています。奏者が違うのでそれは当然です。このくらい高度な曲になると、奏者の違いや関係性の在り方が音に出てくるものです。それが奇麗事でない音から立ち上ってくる。室内楽とは本当に面白いと思います。この団体は時代によって演奏スタイルがかなり変遷しています。それは決して恣意的なものではなく、時代の変化に合っているところに感心させられます。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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リゲティ、ジェルジ(1923-2006)

ジェルジ・リゲティは、1923年5月28日、旧ルーマニア領のトランシルバニア地方に銀行員の父と眼科医の母のもとに生まれたユダヤ系ハンガリー人で、のちにウィーンの市民権を得ています。  リゲティは14歳のときにピアノを学び始め、その後すぐに作曲も開始しますが、15歳から18歳までは数学に熱中して科学者の道を志し、クルージュ大学の数学と物理の入学試験にも見事に合格。が、1941年当時のハンガリーには

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