グラス、フィリップ(1937-)

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CD 輸入盤

交響曲第3番/第2番 オールソップ/ボーンマス交響楽団

グラス、フィリップ(1937-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8559202
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オーケストラと弦楽合奏によるミニマルの調べ
フィリップ・グラスの交響曲

フィリップ・グラスは、現存の作曲家の中では群を抜いて知名度が高い存在です。ナディア・ブーランジェの教え子であり、インド人シタール奏者ラヴィ・シャンカールにも影響を受け、モティーフを、程度の差こそあれ規則的に反復させることを基礎とするミニマリズムの代表者として有名になりました。
 大きな規模を誇る「第2交響曲」と、もっと小規模な、室内管弦楽団のための「第3交響曲」の両曲では、グラスは、彼ならではの手法を用いて、ジュリアード音楽院で学んだ正統的な作曲家であった頃に回帰しています。複雑な和声を有し、フィナーレに向けて緊張が高まり、交響曲らしくまとまった構成を有する作品として両作品を書き上げているのです。この2曲は、外観も構造も表現内容の真剣さにおいても正真正銘の“交響曲”なのです。
 指揮のマリン・オールソップは、ヴァイオリン奏者として、グラスその人とグラス作品の録音にかかわったこともあるということで、それだけグラス作品に関しては特別の思い入れがあるとのこと。
 そうした背景もあり、特に弦楽合奏のための作品である交響曲第3番は注目されるところで、実際、ここでは期待通りの優れた演奏がおこなわれています。弦楽器のみという音色上の制約を逆手に取ったかのような新鮮な色彩感と、パターン変化の妙味が大変よく引き出されています。特にヴァイオリン・ソロが素晴らしい叙情的ムードをかもし出す第3楽章の印象は鮮烈です。
 交響曲第2番もまた、透明感のある響きのパターンがじりじりと移り変わっていく、グラスならでは美しさがよく引き出された演奏となっています。

・グラス:交響曲第3番
・グラス:交響曲第2番

 マリン・オールソップ指揮ボーンマス交響楽団

 録音: 2003年7月 イギリス、ドーセット、ライトハウス、コンサートホール

収録曲   

  • 01. Symphony No 3 (part I)
  • 02. Symphony No 3 (part II)
  • 03. Symphony No 3 (part III)
  • 04. Symphony No 3 (part IV)
  • 05. Symphony No 2 (part I)
  • 06. Symphony No 2 (part II)
  • 07. Symphony No 2 (part III)

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