CD 輸入盤

交響曲第1・2・3番 デイヴィス&ロンドン交響楽団(3CD)

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LSO0072
組み枚数
:
3
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Davis, Colin - Sinfonie Nr. 1 As-dur Op. 55
  • 02. 1. Andante: Nobilmente E Semplice - Allegro
  • 03. 2. Allegro Molto
  • 04. 3. Adagio
  • 05. 4. Lento - Allegro

ディスク   2

  • 01. Davis, Colin - Sinfonie Nr. 2 Es-dur Op. 63
  • 02. 1. Allegro Vivace E Nobilimente
  • 03. 2. Larghetto
  • 04. 3. Rondo: Presto
  • 05. 4. Moderato E Maestoso

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ユーザーレビュー

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本盤には、英国指揮者の大御所でもあるコリ...

投稿日:2012/06/17 (日)

本盤には、英国指揮者の大御所でもあるコリン・デイヴィスがロンドン交響楽団の首席指揮者在任中にライヴ録音を行ったエルガーの交響曲全集がおさめられている。3曲の交響曲のうち、最も有名な交響曲第1番については、コリン・デイヴィスは、BBC交響楽団との演奏(1985年)、シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏(1998年ライヴ録音)を行っていることから、本盤の演奏を含めて3度にわたって録音を行っていることになる。とりわけ、シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏は、オーケストラの抜群の力量やその独特の音色の魅力、そしてコリン・デイヴィスの当該演奏にかける尋常ならざる意欲も相まって、切れば血が噴き出てくるような大熱演に仕上がっていたところだ。したがって、コリン・デイヴィスによるエルガーの交響曲第1番の名演としては、このシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏を随一に掲げるべきであろうが、だからと言って、本演奏の価値が低いというわけではない。本盤の演奏については、交響曲第2番や第3番においても共通していると言えるが、悠揚迫らぬゆったりとしたテンポにより、重厚にして壮麗、なおかつスケール雄大な演奏を行っていると言えるのではないだろうか。前述のシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏と比較すると、トゥッティに向けて遮二無二畳み掛けていくような強靭な迫力や灼熱のように燃え上がる圧倒的な生命力においては、一歩譲ると言わざるを得ないが、それでも、本演奏もライヴ録音ならではの気迫や強靭さも十分に備わっており、演奏の持つ根源的な迫力においてもいささかの不足はない。そして、コリン・デイヴィスの指揮で素晴らしいのは、強靭なトゥッティや荒々しさを感じさせる箇所に差し掛かっても、格調の高さを失っていないという点であり、これは英国人指揮者の面目躍如たるものがあると言える。エルガーの交響曲に特有のイギリスの詩情に満ち溢れた旋律の数々の歌い方についても、コリン・デイヴィスは、哀嘆調の感傷的なロマンティシズムに陥ることがなく、常に気品のある高踏的な美しさを保っているのが素晴らしい。コリン・デイヴィスの確かな統率の下、重厚な強靭さからイギリスの詩情に満ち溢れた繊細な美しさに至るまでを完璧に音化し、望み得る最高の名演奏を繰り広げたロンドン交響楽団にも大きな拍手を送りたい。音質は、2001年のライヴ録音、そして従来CD盤での発売であるが、十分に満足できる音質であると言える。もっとも、コリン・デイヴィス&ロンドン交響楽団の演奏では、エニグマ変奏曲やゲロンティアスの夢についてはマルチチャンネル付きのSACD盤で発売されていることに鑑みれば、本全集についても、今後可能であれば、マルチチャンネル付きのSACD化を図っていただくことを切にお願いしておきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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熱のこもった演奏は楽しめましたが、音質が...

投稿日:2008/11/18 (火)

熱のこもった演奏は楽しめましたが、音質がデッドで残念でした。

タク さん | 静岡 | 不明

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第1番が迫力の名演。共感しきっているのが...

投稿日:2005/09/30 (金)

第1番が迫力の名演。共感しきっているのが伝わってくる。ここでもデイビィスは、効果を狙うことは全くなく、曲に全てを語らせている。 ロンドン交響楽団は、今現在、デイビィスのもと一心同体の最高の状態ある。

ミッチ さん | 和歌山 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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