CD 輸入盤

Cellar Door Sessions 1970

Miles Davis (マイルス・デイヴィス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C6K93614
組み枚数
:
6
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤, ボックスコレクション,輸入盤

商品説明

本作は、1970年12月16〜19日録音のアルバム『Live-Evil』収録の元ライヴ音源を“完全に収録した”6枚組の『The Cellar Door Sessions 1970』。ワシントンDCの「The Cellar Door」での4日間にわたる演奏を完全収録した本作には、テオ・マセロが天才的な編集技術によって行なったマイルスの演奏の「作品化」とは異なる「時代のドキュメント」が記録されており、『ビッチェス・ブリュー』以降、ロックへの挑戦を標榜していたマイルスの、健康悪化以前の最高の演奏のひとつが収録されている。生涯マイルスとのセッション以外に決して演奏することのなかったキース・ジャレットがオルガン演奏を収録しているのも聴きもの。

かつて、マイルスはこう独白したという−「過去共演したもっとも凄い奴はキースだった」と。

録音技術も含めて長足の進歩を遂げていた70年代初頭、キラ星のごとく若手の伸び盛りのミュージシャンや英国が生んだ奇跡のギタリスト、マクラフリンの参加を得たマイルス。「世界一のロックバンドを作ってやる」と、豪語したのも頷ける演奏が収録されている。

時代の要求と、さらに一歩先を行ってしまったマイルス。皮肉にも時代が追いつくには30年を要したのだ。『Complete Jack JOnson Session』に勝るとも劣らない“時代の寵児”マクラフリンのギターと、ワイト島のライヴDVDで見せた“イッテしまっっている”キースを思い出すファナティックな演奏は、作品に記録された数倍の自由な世界がマイルスの元で展開し、「Children Of Miles」たちが、やがて来る時代の趨勢を自らの母屋から奪取していったのがこの時代だった。

1970年こそはモダンジャズが次の時代に取って代わられたターニングポイントだった。Gary Bartz (aa,ss)Keith Jarrett(p,rhodes,el-p,el-org) Jack DeJohnette(ds) Michael Henderson(el-b)Airto Moreira(perc= on CD2〜6)John McLaughlin(g=just on CD5,6)Miles Davis(tp)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Directions Live 8:55
  • 02. Yesternow Live 17:05
  • 03. What I Say Live 13:10
  • 04. Improvisation #1 Live 4:29
  • 05. Inamorata Live 14:00

ディスク   2

  • 01. What I Say Live 13:33
  • 02. Honky Tonk Live 20:00
  • 03. It's About That Time Live 14:41
  • 04. Improvisation #2 Live 6:39
  • 05. Inamorata Live 14:33
  • 06. Sanctuary Live :30

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総合評価

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ベストはマクラフリン入りのディスク6でし...

投稿日:2011/08/23 (火)

ベストはマクラフリン入りのディスク6でしょう。バーツの発狂、キースの「お前は鍵盤のジミヘンか?」と思わせるようなソロ、全編通して適当なマイルスもこのセットでは気合の入り方が違う。「LIVE EVIL」がここでの演奏を中心に編集されたことにも納得。

リリーGO さん | 神奈川県 | 不明

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live evilに使っているのはCD5,6のみ。これ...

投稿日:2011/06/24 (金)

live evilに使っているのはCD5,6のみ。これを聞くとテオ・マセロの編集のかっこよさが逆に実感できた。live evilの1曲目”SIVAD”はなんと曲のど真ん中から始まる。スゴイ。

hk さん | 神奈川県 | 不明

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個人的に例えれば、ディジョネットはトンカツ、キースは...

投稿日:2008/02/18 (月)

個人的に例えれば、ディジョネットはトンカツ、キースはステーキ、マクラフリンはハンバーグ、御大は高級カレーピラフといった感じを受けるラインナップだが、何かが足りないようにも感じていた。  理由は、味全体を決定付ける、M・ヘンダーソンのプレイに、アガ/パンと同等のテンションや、前任者の、D・ホランドが、ワイト島などで自在に奇抜な演奏のアクセントをコントロールしていた偉業と、同等のテイストを求めてしまっていたせいだと、最近思うようになってきた。  価格以上の快楽を勝手に求めていたのかもしれない。  しかし、ヘンダーソンの持つポテンシャルを否定はしないし、このBOXが、嫌いと言うつもりもありません。

星影のステラー・リージョンズ さん | 宮城県 | 不明

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人物・団体紹介

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Miles Davis

 Miles Dewey Davis Vは、1926年5月26日、イリノイ州アルトンに生まれている。歯科医の父と音楽教師の母の元、生後移住したセントルイスの黒人中流階級の家庭でマイルスは育っていった。 高校卒業後、すぐに当時のビバップ俊英たちが集まっていたセントルイスの名門バンド、Billy Eckstine's big bandに加入、。ここでCharlie parker とDizzy Gill

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