CD 輸入盤

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、ベートーヴェン:『皇帝』 フルトヴェングラー&フィルハーモニア管、メニューイン(vn)E.フィッシャー(p)

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKC304
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フルトヴェングラー/バルトーク&『皇帝』

オタケンレコード第4弾は、フルトヴェングラーによる2つの協奏曲録音。メニューインとのバルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番と、フィッシャーとのベートーヴェン『皇帝』です。

【オタケンレコード 太田憲志】
遂に、フルトヴェングラー初期HMV盤の未開封新品発見!ものは米LHMV3の品番を持つメニューインとのバルトークのヴァイオリン協奏曲。
 例のN氏のコレクションの中から発見され、同氏の全くのご好意でこの度CD化を許されました。フルトヴェングラーの演奏はベートーヴェンなどにおいてその真価が発揮されるのは言うまでもないことですが、前衛的な面を持つこうした近代作品においてこそフルトヴェングラーの天才が際立つのも事実です。全く古さを感じさせない録音とも相まって今までに聴いたことのない氏の新境地が開けたと言って過言ではないでしょう。メニューインもこの時期の氏との一連の協奏曲録音の中でこのバルトークが一番良いのではないかと思われます。私事で恐縮ですが実際小生が知人の演奏家達のレコーディングでいつも使っているホールにフルトヴェングラーとメニューイン現われて小生がそのモニター室でレコーディングに立ち合っているかのような錯覚に襲われて板起こし中震えが止まりませんでした。これはフルトヴェングラーの録音中音楽的にもオーディオ的にも最もすぐれたものの一つに数えられるのではないでしょうか。
 カップリングは言わずもがなのフィッシャーとの皇帝。米LHMV4の品番を持つこちらは未開封ではありませんがバルトークに準ずるミント盤です。但し録音年代が多少古く(1951年)音的にはバルトークのようにはいきませんが、それでも既存盤とは異次元の音を聴かせます。


【収録情報】
@バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
Aベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』

 @ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 Aエドヴィン・フィッシャー (ピアノ)

 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音:@1953年9月12-13日、A1951年2月19-20日
 ロンドン、EMIアビー・ロード第1スタジオ

 原盤:@米HMV LHMV-3、A米HMV LHMV-4

総合評価

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1951年録音の「皇帝」ピアノ協奏曲は以前か...

投稿日:2009/12/05 (土)

1951年録音の「皇帝」ピアノ協奏曲は以前から有名な演奏盤で私の時代では擬似ステレオLP盤で聴いたもので同じ年に生まれた二人の巨匠が結構まともに進めて行ってます。タイム的(盤によっては若干差があるかもしれません)には@20’24A7’46B10’10と過不足感はなくとにかくがっちりと演奏しております。第1楽章は伴奏部になるとフルトヴェングラーらしさも垣間見せますがオーケストラPHOとの共演でもあるし大きく拡大することなくフッシャーの知的な演奏が楔を打って行きます。後半少しピアノと伴奏でキャツチボールする際の細かい部分に徹底さが欲しいと思わないでもなかつたですが・・・カデンツァ前の余裕などは忘れられません。第2楽章・・コラール風に進めて行くのはもう彼らの独壇場で続く第3楽章との橋渡しの幽玄な間合い・・・。最終楽章の終わりもゆっくり閉じます。この辺りは最早同年の大人の演奏なのですね。私は別盤で「皇帝」を聴いた為、一方本盤メイン?のバルトークの方(珍しいフルトヴェングラー指揮のバックでのメニューインの演奏)は未聴です。全体では素晴らしいランク以上を確保したいです。

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どちらの演奏も、話題にもならない仏パテの...

投稿日:2008/06/15 (日)

どちらの演奏も、話題にもならない仏パテのCDで持っていたものです。聴き始めはやや肩透かしで「これならパテのほうがいい音では?」と思ったほどでしたが、化粧気のない自然な響きに徐々に引き込まれ、聴けば聴くほど味わいが深まります。無添加の味という感じで、なるほどこれが活きのいいLPの音なのかと納得させられました。特に皇帝は数ある名演の中でも屈指のもの。老人の叡智と子供のみずみずしい感受性が同居する奇跡。このふたりの巨匠の親密かつ安らかな交情に打たれます。

Theta さん | シドニー | 不明

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冴え渡るメニューインのソロは高低がより鮮...

投稿日:2006/03/14 (火)

冴え渡るメニューインのソロは高低がより鮮明になった。オーケストラの低域の分離が良く、決して「明るいだけ」ではない重厚な響きになっている。「皇帝」はGS盤よりも自然な温かみと生々しさがあり良復刻。

furtfan さん | tokyo | 不明

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バルトーク (1881-1945)

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