ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲全集、他 コンドラシン&モスクワ・フィル(12CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE04241
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショスタコーヴィチ交響曲全集、他(12CD)
コンドラシン&モスクワ・フィル

シャープな演奏で世評高いコンドラシンによるショスタコーヴィチ交響曲全集がついにロシアのヴェネツィア・レーベルから登場。
 ロシア音源の上質な復刻で注目を集めるこのレーベルは、マスターテープに近いというポジションと、特にリマスタリングをおこなわないという方針(?)のせいか、これまでにリリースされたアイテムにも少なからぬ注目作が含まれており、たとえばムラヴィンスキーのブルックナーの9番では、欠落なしという点と、音質の良さで、かつての日本のBMG盤並の素性のよさを示していたものです。
 ロシア音源によるCDの抱える最も大きな問題がマスターテープの素性であることを考えると、このヴェネツィア・レーベルの存在は非常にありがたいところです。しかし、なにぶん同社は本業が出版社であるということから、スタート当初は凝りに凝った装丁のアイテムが多く、一度品切れを起こすと再生産がなかなか難しいという問題も抱えていましたが、最近は通常のCDの体裁になってきたので、今後の展望は明るいものと思われます。
 コンドラシンのショスタコーヴィチ全集は、これまでにすでに韓国のAULOS、BMG国内、BMG輸入、VICTORの4種が存在していましたが、現在はすべては廃盤で入手できない状態にあります。
 今回のセットには、交響曲全集録音に加え、初演ニ日後におこなわれた緊迫した『バービー・ヤール』(オスタンキノ放送音源)と、コーガンとのヴァイオリン協奏曲第1番(メロディア音源)、オイストラフとのヴァイオリン協奏曲第2番(メロディア音源)も収録しているのがポイント。(HMV)

【収録情報】
・交響曲第1番ヘ短調作品10
 1972年7月19日

・交響曲第2番ロ長調作品14『10月革命』
 1972年11月29日

・交響曲第3番変ホ長調作品20『メーデー』
 1972年12月11日

・交響曲第4番ハ短調作品43
 1962年

・交響曲第5番ニ短調作品47『革命』
 1968年3月27日

・交響曲第6番ロ短調作品54
 1967年9月15日

・交響曲第7番ハ長調作品60『レニングラード』
 1975年7月3日

・交響曲第8番ハ短調作品65
 1967年4月11日

・交響曲第9番変ホ長調作品70
 1965年3月20日

・交響曲第10番ホ短調作品93
 1973年9月24日

・交響曲第11番ト短調作品103『1905年』
 1973年9月7日

・交響曲第12番ニ短調作品112『1917年』
 1972年12月13日

・交響曲第13番変ロ短調作品113『バービー・ヤール』
 1967年8月23日

・交響曲第13番変ロ短調作品113『バービー・ヤール』
 1962年12月20日モノラル録音

・交響曲第14番ト短調作品135『死者の歌』
 1974年11月24日

・交響曲第15番変ホ短調作品144
 1974年5月27日

・ヴァイオリン協奏曲第1番
 1962年

・ヴァイオリン協奏曲第2番
 1968年

 レオニード・コーガン(Vn,第1番)
 ダヴィド・オイストラフ(Vn,第2番)
 ヴィターリ・グロマツキー(Bs)
 アルトゥール・エイゼン(Bs)
 アカデミー・ロシア共和国合唱団
 アレクサンドル・ユーロフ(合唱指揮)
 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)

総合評価

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4.5

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私の好きな「交響曲第10番、11番、12番」の...

投稿日:2015/10/11 (日)

私の好きな「交響曲第10番、11番、12番」の3曲について、ハイティンク盤と共に好きなコンドラシンの演奏です。特に11番の第二楽章の太鼓連打部分付近は通勤途上の座右(耳右)の銘曲で、仕事の前に元気をもらえます。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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音質の問題だが、まるで「かすれたはんこ」...

投稿日:2014/06/06 (金)

音質の問題だが、まるで「かすれたはんこ」のようなところがかなりあるが、あまり気にならない。この国のこの時代だからしかたがない。 問題は内容だ。全部聴いたわけではないけど、やはり4番がいい。8番もいい。ディスク9のバビィ・ヤールがいい。 全体として星4つ。やはり完璧な全集などないのでしょう。これとバルシャイがあればまあまあでしょうか。加えてムラヴィンスキーを聴けば最もよい。 ハイティンクなどは聴いていないので、今後の楽しみにしておく。以上

なりそんぐす さん | 神奈川県 | 不明

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全て中古の(日立MOS−FETアンプを中...

投稿日:2014/01/17 (金)

全て中古の(日立MOS−FETアンプを中心とした)4万円程度の装置で聴いています。この全集は、やっと安くなって購入できました。新世界のLP、メロディアのCDでも同時代のムラヴィンスキーに比べて、歪の多い録音で、旧ソ連におけるコンドラシンの立場がうかがいしれるというものです。今回のヴェネティア盤は、歪こそ残っていますが、音そのものの鮮度が高く、演奏の良さがストレートに伝わってきます。特に4番は、LPでは定位がぼやけたステレオ(擬似ステレオだと思っていた)で、メロディアのモノラルCDの方が低音がズシンときてましな音だったのが、全く別物というくらい鮮明なステレオで愕然としました。(これを聴くと、音がきれいすぎるインバルがなぜ感動できないのかがよく分かります。)オマケの2枚がさらに素晴らしく、2曲のコンチェルトはそれぞれのソリストの顔を思い浮かべて作曲したのかなと興味深く聴けました。もう1枚の放送録音の13番は、驚くほど録音状態がよく、凄まじい緊張感が生々しく伝わってきます。この1枚のためだけに買っても損はありません。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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