CD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』 ラトル&ベルリン・フィル(1987)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BPH0608
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bpo
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ベルリン・フィルの自主制作CDシリーズ『IM TAKT DER ZEIT』全12タイトルが一挙に登場!

ラトル&BPO / マーラー:『悲劇的』

ラトルとベルリン・フィルが1987年に共演した『悲劇的』のライヴ。この当時、バーミンガム市交響楽団との活動でめきめきと頭角を現していたラトルですが、ベルリン・フィルの指揮台に立つのはこのときが初めて。ラトルは得意のマーラー第6番を指揮して、この公演をいまだに語り草になるほどに大成功させ、その後も定期的にベルリン・フィルから招聘されることとなります。
 いまやベルリン・フィル芸術監督として親密かつ刺激的な共同作業を続けているラトル、これは、ラトルとベルリン・フィルの出会いを記録した、大変に貴重な一枚と言えるでしょう。
 なお、ラトルは2年後にバーミンガム市響とこの作品をセッション録音していますが、そこでの演奏はトータル・タイムが7分近くも長い冷静なスタンスのものになっており、ベルリンでのホットな演奏とはまったくアプローチが異なっているのが興味深いところです。

1989 25:36+16:51+13:18+30:32=86:17(バーミンガム)
1987 23:17+15:09+12:24+28:37=79:27(ベルリン)

・マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』[79:27]
 Allegro energico, ma non troppo[23:17]
 Andante moderato[15:09]
 Scherzo: Wuchtig[12:24]
 Finale: Allegro moderato[28:37]

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)

録音時期:1987年11月14,15日[ステレオ・ライヴ]
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー

収録曲   

マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』[79:27]

  • 01. Allegro energico, ma non troppo[23:17]
  • 02. Andante moderato[15:09]
  • 03. Scherzo: Wuchtig[12:24]
  • 04. Finale: Allegro moderato[28:37]

総合評価

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楽章順序や録音技術の巧拙には特に意見はあ...

投稿日:2008/06/29 (日)

楽章順序や録音技術の巧拙には特に意見はありません。 そのような瑣末な事よりも、当時それなりのキャリアは既に積んでいたものの、まだ若造だったラトルがベルリンフィルという巨大な牙城に初めて単身乗り込んで必死に自分のマーラーを表現しようとしていた、その記録として大変感銘を受けます。若かったからこそ可能な挑発的綱渡り演奏かもしれませんが、冒頭を聴いた瞬間からその挑戦が中途半端ではない真剣勝負であることがリアルに伝わります。この時期のラトルにしかあり得なかっただろう貴重な一回性の演奏記録として私は大いに惹かれます。

Deer さん | 埼玉 | 不明

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演奏そのものは集中力と熱気に富んで、若々...

投稿日:2007/11/05 (月)

演奏そのものは集中力と熱気に富んで、若々しい覇気を感じる。版の問題は「マーラーは決定稿を作らなかった」ということになると思う。楽章の順番も表現の内、少なくともラトルの表現は説得力がある。それよりも録音のソースはどこが出自だろうか?放送局だろうか?弦楽が眼前に縦割りで並んでいて、特に第1ヴァイオリンが左端に貼りついたままなのが非常に抵抗がある。本来はセンターから左端までの響きを満たしていなければならない。1950年代ステレオ初期ならともかく、1987年の音づくりとは信じられない。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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ブルックナーのように生前の出版譜が明らか...

投稿日:2007/10/14 (日)

ブルックナーのように生前の出版譜が明らかに作曲家の意図と異なっている場合はオリジナルの意図の方を尊重すべきだ。私がハース版を評価するのはそのためであり、ノバーク版が改訂版の加筆を大幅に復活させてしまったのはおかしいと思う。しかしマラ6の場合は生前の初版と第二版で異なるので難しい。マーラー自身でエッセン初演直前にアン−スケに変更したようだがウイーン初演時は実際はスケ−アンだったという説もあるらしい。私はスケ−アンの方をとる。

たか さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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