CD

My Funny Valentine

Eddie Higgins / Scott Hamilton (エディ・ヒギンズ / スコット・ハミルトン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKCV35348
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

円熟の季節を迎えた二人のモダン・カンサススイングの名手が繰り広げるコラボレイションも回を重ねるにつれてスムースな流れが見えてきた。
本作でもジェイ・レインハートのスインギーで安定感溢れるベースに乗って、全体がこころの歌を歌い上げるように進行していくのが伝わってくる。
ベン・ウエブスター張りの低音の魅力を引っさげて77年に突然「Concord Jazz」からデビューし、多くのオールド・ファンを喜ばせると共に、「中間派」なる「シニア・ジャズ」に風穴を開けたスコット・ハミルトン。若いジャズファンの人気を集め、やがて女性ファンも惹きつけた。
そうした理由は今でも多くのジャズファンを惹きつけるホワイト・ジャズのブルース吹き、ズート・シムズに通じるブルースネスだろう。ヒギンズもシカゴを中心として活躍、近年の洗練されたピアノからはなかなか昔の味わいは想像できないが、中間派レーベルにアルバムを発表し、ヴォーカルのバッキングで素晴らしいフレーズを聞かせながら次第に“ピンのピアニスト”として名声を確立していった。その魅力は、ハミルトンにも通じる、流れるような流麗なフレーズと心に沁みる清涼な音色だろう。
本作ではそうしたお互いの魅力をさらに曳きだして増幅するコンビネイションが素晴らしい。
ベタなバラードもいいが、ややスインギーな“スロウボート・トゥー・チャイナ”にこの二人の魅力が凝縮されている。楽しくスイングして、分かりやすいジャズがいいじゃないか!二人の音楽からはそんな声が聞こえてくる。そうした二人のスイング振りに思わず唸り声を発してしまうレオンハートの素直なジャズ心に乾杯だ。

Eddie Higgins(p) Scott Hamilton(ts) Jay Leonhart(b)Joe Ascione(ds);Recorded Avator Studio,September 11&12,2004

内容詳細

ヒギンズ=ハミルトン・コンビもお馴染みになった。“ヤング・ウェブスター”と“シカゴ・ファンキー・ピアノの俊英”の出会いも熟成を重ね、珠玉の味わいを醸し出してきた。ある意味での21世紀のマンハッタンの大人ジャズをそのまま伝えた作品だ。(瀧)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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