【インタビュー】WE CAME AS ROMANCE

2017年11月15日 (水) 12:30

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ローチケHMV - ヘヴィーメタル


米国ミシガン出身のバンド、ウィ・ケイム・アズ・ロマンズが2年ぶりとなる5作目『コールド・ライク・ウォー』をリリースする。ポップな作風が好評を博した前作は、意外にも失敗作だとメンバーは語る。問題作となった前作のリリース後からの過程や、今作についてヴォーカルのデイヴィッド・スティーヴンスに語ってもらった。

――まず、前作『We Came As Romans』をリリースしてからの2年間の活動を教えてください。

デイヴィッド:前作をリリースした後、俺たちは1年間の休暇を取ることにした。自分たちを見つめ直して音楽への情熱を再び取り戻すためにね。前作は、自分たちが望んだ理想的な音楽とは違うものになってしまった。それに不満を感じていたんだ。

俺たちにはビジネス的な部分も含めてバンドを見つめ直し、バンドの方向性を考え直す時間が必要だった。当時の俺たちは、自分たちが何をしたらいいのか分からないくらい見失っていたからね。今思えば、今作の制作に入る前に1年間の休暇を取ったことは最良の決断だったと思うよ。

――3作目『Tracing Back Roots』のプロデューサーはJohn Feldmann、前作『We Came As Romans』ではDavid Bendethを起用しています。そして、今作のプロデューサーは、WZRD BLDとNick Sampson。2人は、6月にリリースされたミス・メイ・アイの『シャドウズ・インサイド』と同じプロデューサー・チームですね。彼らと同じくヴォーカル・パートと歌詞はWZRDが担当し、楽器パートの担当はNick Sampsonというように別々に制作したのでしょうか?また、作品ごとに違うタイプのプロデューサーを起用しているのは意図しているんですか?

デイヴィッド:Nick Sampsonと(WZRD BLDこと)Drew Fulkは、以前から俺たちの友達なんだよ。彼らはそれぞれ強みがあるし、曲作りのスタイルも違う。あの2人とは別々ではなく、ヴォーカル・パートも曲作りも両方一緒に行っている。

プロデューサーに関しては、俺たちは作品ごとに違う人と仕事をするのが好きなんだ。そのおかげで、いろんなプロデューサーからたくさんのことを学べるからね。それに、同じプロデューサーと仕事すると、快適さや便利さを覚えてしまうだろ?それは何かを生み出そうとするときに良いとはいえないし、違う人と仕事することでマンネリも防ぐこともできるんだ。

――昨年秋、バンドに10年間在籍していたドラマーEric Choiが脱退しました。友好的な別離のようですが、彼の脱退は作品に影響を及ぼしていますか?

デイヴィッド:いや、エリックは楽曲の制作にあまり多く関わっていなかったんだ。曲がほぼ出来上がったところで彼がドラマーとして参加するというのが通常の流れだった。今作からは新たなドラマーとしてデイヴィッド・パケットが加入している。とても興奮しているよ!

――ポップな要素が強く出ていた前作『We Came As Romans』と比較すると、今作はよりヘヴィでダイナミックなコーラスを持ち、アグレッシヴな楽曲が多いと感じます。しかし、作品全体が冷たい空気に包まれている印象を受けました。

デイヴィッド:冷たい空気というのは、この作品を作る前にバンドに流れていたものだね。俺たちは孤独で不満や怖れを抱いていた。そういった感情や葛藤がこの作品には含まれている。だから、冷たい空気に包まれていると感じたんだろうね。

――今作を作るにあたって何か明確なテーマを歌詞に設けたのでしょうか?また、トランプ政権後の米国も題材になっているのでしょうか。

デイヴィッド:俺たちの歌詞から人々がどう解釈してもらっても構わないとおもっている。でも、政治的なメッセージを今作に取り入れようとはしなかったね。残念ながら、今の米国政府は破滅状態だ。そのことに国民も気づいているし、自分たちがバンドとしてできることなんてないんだ。今の政治に対して自分の感情を表現するような無駄なことをするつもりはないよ。

――今作のアートワークについて教えてください。これまでの樹木と人間が共に成長するという一貫したテーマがありましたが、今作では狼と蛇、そして樹木が描かれています。これまでのテーマから離れたのでしょうか。

デイヴィッド:今作は従来のテーマから離れたんだ。死んだ狼の口から蛇が出てくるというアートワークは“新たな希望”を表現している。

――ファースト・アルバムから、キッチリ“2年”という間隔で作品をリリースしています。こだわりがあるのでしょうか?

デイヴィッド:特にこだわっているわけではないよ。俺たちは世界規模で活動しているから、作品を発表後の1年半はツアーに明け暮れている。それで半年の休みをとってまた新作をリリースするんだ。これを繰り返してきたから2年周期で作品をリリースしていたんだとおもうな。もっと短い間隔でリリースをしたら、たくさんの国でライヴをすることができなくなってしまうしね。

――ウィ・ケイム・アズ・ロマンズのサウンドは“メタルコア”と一括りにできない多様性を持っています。あなたなら自分たちのサウンドをどう表現しますか?

デイヴィッド:正直にいうと、自分でもよくわからないんだ。もし誰かが尋ねてきたら“メタルコア”って答えるかもしれないけど、ジャンル分けすること自体に意味を感じないんだ。最近のバンドはジャンルで音楽性を表現することがとても難しいんじゃないかな。バンドのサウンドを複数の単語で表現するとしたら、ウィ・ケイム・アズ・ロマンズは“エレクトリック・メロディック・メタル・ハードコア”バンドだって答えるね。

――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

デイヴィッド:俺たちの新作を気に入ってくれるといいな。来年2018年に日本に行くことが待ちきれないよ!

取材・文:澤田修
Photo by Jason Megeau




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