【インタビュー】醍醐虎汰朗×和田雅成×百瀬朔 舞台『弱虫ペダル』 新インターハイ篇〜ヒートアップ〜

2017年09月20日 (水) 11:00

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ローチケHMV - 2.5次元・舞台 , ローチケHMV - アニメ・キャラクター

インタビュー・文/片桐ユウ
写真/山本倫子
構成/月刊ローチケHMV編集部 9月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります

作品の持つ力をさらに引き上げるために


走り続ける、舞台。気鋭の作・演出家の西田シャトナーが、独自に生み出した表現技法“パズルライドシステム”を駆使してロードレースを舞台上で表現し、大きな話題を呼んだ舞台『弱虫ペダル』。2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)にて好評連載中の、渡辺航が描く自転車ロードレース漫画を原作とした舞台演劇シリーズだ。2012年から始まって以来、原作のストーリーを追いかけ続け、この秋に上演される最新作・舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇〜ヒートアップ〜で、11作目を数えることになった。

前作の舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇〜スタートライン〜にて、一般公募からのオーディションで選ばれた醍醐虎汰朗が、引き続き主人公・小野田坂道を演じる。前作は「不安が9割、楽しみ1割くらい」の気持ちで初日を迎えていたという。

醍醐 初舞台だったので、セリフが飛ばないかというところから不安でした。お客様に温かく受け入れていただいたおかげで、だんだんとリラックスできたのかなと思います。

醍醐と共に、今泉俊輔役の和田雅成と、鳴子章吉役の百瀬朔が続投することも発表された。ふたりも前作からの参加。

和田 キャストが変わっても『弱虫ペダル』という作品の持つ力は変わらないと思っていたので、そこだけを信じてやっていました。僕も前々からこの作品に魅了されたひとりでもあったので。初日の幕が開いた時、信じたことに間違いはなかったと思いました。

百瀬 緊張もしましたけど、僕は開き直っていたかもしれない(笑)。稽古を経て、これだけやってきたんだという気持ちは持っていました。メインキャストの多くが新メンバーになった公演でしたが、お客様の『弱虫ペダル』を好きだ、という想いが僕らを受け入れてくれたのかなと思います。

物語は、2年生になった小野田たちが2度目のインターハイを迎えたところ。キャラクターと同様にキャストもスタートラインを切って走り始めた。半年を経て振り返った自身の演技には、まだまだ改善の余地が多いと話す。

醍醐虎汰朗


醍醐 先輩たちと比べて全然ヘタクソだし、映像を見返した時は正直言ってとても悔しかった!次はもっともっと頑張ろうと思いました。お芝居の部分の質を上げていきたいです。舞台の後にさせていただいたお仕事の経験も活かせたら。ほんのちょっとですけど、お芝居ってどういうことなのかが分かってきた気がするので。

初舞台にして初主演を務めた醍醐は、現役高校生の16歳。百瀬から「イイ奴だから、ついイジりたくなる」と言われる真面目さが、関西出身のふたりに火を点けている模様。

百瀬 同級生の役だけど、虎汰朗から見ると歳が離れている僕らはどうなの?年上のクセにうるせーヤツらだなって思っていた?

醍醐 いやいや!おふたりには育ててもらったというか、甘えてばかりだったなと思います。取材でもカメラが回っていてもどんどん言葉が出てくるから、すごいなって。僕もカーテンコールでの挨拶を家で必死に考えたりしていたんですけど……次回はちゃんと言えるようになれたらと思います。

和田 全然、甘えてくれていいんだよ。虎汰朗はもっと子どもでいい。

百瀬 そう、もっとマサくん(和田)に突っかかって行っても大丈夫。なんとかしてくれるから(笑)。

和田 オイ!でも、どうせ大人にはなるからね。16歳だったら、ありのままで!

和気あいあいとしながらも、醍醐が感じた悔しさはふたりも共感できると語る。

和田雅成


和田 その時のベストはもちろん尽くしましたけど、もっと理想の自分になりたい。

百瀬 ネガティブなものではなくて、もっとこうできるなという次に繋げていける想いです。

7月にはフランス・パリで開催された“JapanExpo”に参加し、その熱を帯びたステージングでフランスの人々をも熱狂させた。原作を知らない方にも受け入れてもらえるようにと、チラシ配布なども行った。

醍醐 みんな笑顔でチラシを受け取ってくれました。最終日のステージイベントにはたくさんの人が集まってくださって、うれしかったです!

ホテルでキャラクターメイクをしてから車に乗り込み、キャラクターの姿で会場に向かったという裏話も。

百瀬 でも“Japan Expo”にはコスプレイヤーさんたちがたくさんいらっしゃったので、僕らも混ざっていけました(笑)。

シリーズが始まった当初の反応を感じられたことも収穫だったという。

百瀬 今でこそ“ペダステ”(=舞台『弱虫ペダル』)はこうだ、と(作品は)浸透していますけど、(初めてペダステを見てもらった)最初のリアクションや、そこから受け入れてもらえる流れを体感できたのはすごく良かったです。

醍醐 良い経験になりました。最終日のステージイベントは本当に盛り上がりましたし、達成感がすごかったです。

和田 僕は“Japan Expo”には参加できなかったのですが、役者が目の前で汗をかいて必死に命削ってロードレースを表現している、それだけで感動できる舞台だと思います。惹き込まれて見ていく内に関係性もドラマも分かってくるので、初めて見ても心配はないです! しっかりお伝えできるように僕らも頑張ります。

三者共、次回作に燃えている。

百瀬朔


百瀬 シリーズに長く出演しているメンバーを見ていると、ライディングの上手さもこの舞台のひとつの価値になっていると感じるので、技術面を磨きたいと思います。前回の公演から期間もあったので、新しい発見をしたい。

和田 熱はその場になると全力で出るものですけど、その全力という100%のラインをもっと上げていけたらと思います。

醍醐 前回はカンパニーのみなさんを頼らせていただきました。今回も頼らせていただくとは思うんですけど、自分自身の姿勢を意識して臨みたいと思っています!

プロフィール

ダイゴ コタロウ
'00年、東京都出身。前回公演から座長も務めるほか、映画・ドラマなど映像作品でも活躍中。

ワダ マサナリ
'91年、大阪府出身。配信ドラマ「めがだん」のほか、舞台『刀剣乱舞』新作公演への出演も決定している。

モモセ サク
'94年、兵庫県出身。ドラマ「大阪環状線−ひと駅ごとの愛物語Part2−」、映画「まっ白の闇」などにも出演。

公演情報


舞台『弱虫ペダル』 新インターハイ篇〜ヒートアップ〜

原作:渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
演出・脚本:西田シャトナー
出演:醍醐虎汰朗(小野田坂道 役)、和田雅成(今泉俊輔 役)、百瀬朔(鳴子章吉 役)、鯨井康介(手嶋純太 役)、八島諒(青八木一 役)、椎名鯛造(鏑木一差 役)他

2017年10月19日(木)〜23日(月) 東京・天王洲 銀河劇場
2017年10月26日(木)〜29日(日) 大阪メルパルクホール


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9月15日号の表紙は、桑田佳祐 / 美女と野獣



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